お茶の水女子大学
日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成
コンソーシアム・シンポジウム一覧
コンソーシアム(平成20年度)
2008年
(平成20年)
12月15日(月)
第 1 日 目
12月16日(火)
第 2 日 目
12月17日(水)
第 3 日 目
プログラム
































講演
研究発表
要 旨


★★★ 第3回 国際日本学コンソーシアム プログラム ★★★
全体テーマ

「~食・もてなし・家族~」

国際日本学コンソーシアムは、世界の日本学研究の拠点である8大学から教員および大学院生を迎えて、国際的・学際的なジョイントゼミを行い、日本学研究および教育の世界的ネットワークを構築するものです。このコンソーシアムの開催により21世紀における日本学研究・教育の国際的連携が一層進展し、緊密な協力関係が樹立されるものと確信しています。
日  時 2008年 12月15日(月)・16日(火)・17日(水)
会  場 お茶の水女子大学 (〒112-8610 東京都文京区大塚 2-1-1)
15日 【開会式】 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
    【日本語学部会】 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)、5階SCS室
    【歴史学部会】 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
16日 【日本文学部会】 文教育学部1号館1階大会議室
    【歓迎レセプション】 マルシェ大ホール
17日 【日本語教育学部会】 人間文化創成科学研究科棟5階SCS室、同6階大会議室(607号室)
    【日本思想部会】 文教育学部1号館8階803号室
    【全体パネルディスカッション・全体会議】 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
参加校 ロンドン大学東洋アフリカ研究院SOAS(英国)、国立台湾大学(台湾)、カレル大学(チェコ)、淑明女子大学校(韓国)、 同徳女子大学校(韓国)、北京外国語大学北京日本学研究センター(中国)、パリ第七大学(仏国)、お茶の水女子大学(日本)、ヴァッサー大学(米国、特別参加)
主  催 お茶の水女子大学大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」、
女性リーダー育成プログラム(人社系)、比較日本学教育研究センター
責任者 古瀬奈津子・森山新


12月15日(月)  第1日目   
10:00-11:00 開 会 式 
           [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)  [司会] 森山新
12:30-16:30 日本語学部会       [担当] 高崎みどり(本学)、[司会] 百瀬みのり(本学大学院生)

【第一部】  [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
講   演 :
「タマネギ1個とセロリ1本 "One onion and one celery"?
-食べ物名詞の捉え方の日英比較と英語・日本語教育への示唆」 岩﨑典子(英国・ロンドン大学SOAS)
研究発表 : 
「広告と食―日・韓のコマーシャルからみることばと食―」 具軟和(本学大学院生)
質疑応答
*************************休  憩*************************

【第二部】  [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
研究発表 : 
「日本語学習者からみたジェンダー言語」 阪口治子(英国・ロンドン大学SOAS大学院生)
「日本語の歴史の中の位相と性差」 藤井禎子(本学大学院生)
「江戸語の位相と遊里語」 アンナ・チョールナヤ(本学大学院生)
「タイ語の文末辞と日本語の終助詞「わ」:「Kha」と「わ」の対照」 イソ・アパコーン(本学大学院生)
「平安時代の和歌の贈答について」 高橋秀子(本学大学院生)

*************************休  憩*************************

【交流の時間】  [会場] 人間文化創成科学研究科棟5階SCS室
① 参加大学院生のスピーチ
「目的をもった会話の研究―多人数による話し合い場面を中心に」 星野祐子(本学大学院生)
「中世期日本語資料にみられる接続詞の機能」 百瀬みのり(本学大学院生)
「歌舞伎テクストにおける義太夫節の機能」 井之浦茉里(本学大学院生)
「日中語の指示詞の対照研究」 王湘榕(本学大学院生)
「三島由紀夫の戯曲の表現」 高橋由衣子(本学大学院生)
「言い切りのタについて」 石井佐智子(本学大学院生)
② SOASなど参加協定校における日本語学研究の現状報告、共同研究の可能性、等、
  自由な意見交換
15:30-19:00 歴史学部会  [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
             [担当] 古瀬奈津子(本学)、[司会] 矢越葉子(本学大学院生)
【第一部】
講   演 :
「国民性を反映する食の文化及びその変遷」  ヤン・シーコラ(チェコ・カレル大学)
「家族法における人間像と家族法改正問題」 小沼イザベル(仏国・パリ第7大学)
「Golf Clubbing ― もてなしとしてのゴルフ」 アンガス・ロキア(英国・ロンドン大学SOAS) 

*************************休  憩*************************
【第二部】
研究発表 :
「19世紀におけるジャポニスムと日本製洋食器
“Japonisme in the 19th Century and Western Tableware Made in Japan”」
今給黎佳菜(本学大学院生)  ※発表言語:英語
講   演 :
「芋粥の話」 古瀬奈津子(本学)
研究発表 :
「平安貴族の招待状―書状にみる交遊空間―」 野田有紀子(本学リサーチフェロー)
討   論
12月16日(火)  第2日目  
13:00-17:00 日本文学部会  [テーマ] 日本文学における食・もてなし・家族
                [会場] 文教育学部1号館1階大会議室  
                [担当] 菅聡子(本学)、[司会] 武内佳代(本学大学院生)
【第一部】
講   演 :
「漱石の作品における食・もてなし―『虞美人草』を例として―」  范淑文(台湾・国立台湾大学)
研究発表 :
「北条氏繁の寝茶の湯―戦国武将の生活の一齣」 森暁子(本学大学院生)
「芥川龍之介における母性認識
    ―初期の母性描写の抑制から後期の母性謳歌へ―」 麥媛婷(台湾・国立台湾大学大学院生)

*************************休  憩*************************
【第二部】
講   演 :
「文学家の経済意識と家庭
          ― 島崎藤村と1920年代の日本を背景として ― 」   李志炯(韓国・淑明女子大学校)
研究発表 :
「マグダレナ・ドブロミラ・レッティゴヴァー:チェコ料理及び文学への貢献」
アンナ・クジヴァーンコヴァー(チェコ・カレル大学大学院生)
「菊池寛の通俗小説における近代家庭の女性」  朴婤榮(韓国・淑明女子大学校大学院生)
「国家と家庭と女性―日・韓近代文学における看護婦表象と良妻賢母思想」  李南錦(本学大学院生)
18:00-20:00 歓迎レセプション   [会場]マルシェ大ホール ※参加無料
12月17日(水)  第3日目
09:00-12:30 日本語教育学部会  
             [テーマ]文化を取り入れた総合的日本語教育のための新たなとりくみ
               -TV会議を用いた国際遠隔協働授業とセミナーを通した交流型授業-

              [担当] 森山新(本学)、[司会]石井佐智子(本学大学院生)
【第一部】
<特別企画>
   [会場] 人間文化創成科学研究科棟5階SCS室
講   演 :
「ヴァッサー大学日本語夏期研修:交流を通じた異文化理解」 ドラージ土屋浩美(米国・ヴァッサー大学)
研究発表:
「Web掲示板と遠隔TV会議システムを利用した授業実践―「言い訳」に注目して―」 
佐野香織 (米国・ヴァッサー大学非常勤講師、本学大学院生)

*************************休  憩*************************

【第二部】   [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室)
講   演 :
「文化を取り入れた総合的日本語教育のための新たなとりくみ
                   ―国際交流型授業と国際遠隔協働授業―」    森山新(本学)
「「交流法」による多文化理解の効果と限界について」 李徳奉(韓国・同徳女子大学校)

研究発表 :
「多文化理解を目指した体験型交流学習の意義と今後の方向性  
―第5回日韓大学生国際交流セミナーを通して―」  西岡麻衣子(韓国・同徳女子大学校大学院生)
「国際遠隔協働授業は文化を取り入れた総合的日本語教育として有効か
      ―JFL韓国人日本語学習者の授業評価を中心にして―」  小林智香子(本学大学院生)  
09:30-12:10 日本思想部会  [会場]文教育学部1号館8階803号室
               [担当]頼住光子(本学)、[司会]斎藤真希(本学大学院生)
【第一部】 「食・もてなし・家族」 
講   演 :
「仏教における「食」」 頼住光子(本学)
「神道における「食」」 高島元洋(本学)
「日本文化論の中の「家族」」 張彦麗(中国・北京日本学研究センター)

*************************休  憩*************************

【第二部】 「大学院生自由課題発表」 
研究発表 :
「神と妖怪――柳田國男『妖怪談義』の中で語られるお化け――」  大内山祥子(本学大学院生)
「『日本霊異記』についての一考察」 尾崎円郁(本学大学院生)
「On the medical paradigm Stoics and Buddhists A comparative approach」 
    Laurentiu Andrei ローレンティ・アンドレィ
            (仏国・ブレイズパスカル クレルモンフェラン第二大学大学院生、本学大学院留学生) 
               ※発表言語:英語、フランス語通訳:伊藤みずほ(本学大学院生)
「幕末期における武士階級の倫理思想―幕末の社会情勢との関連を中心に―」 
                          李斌瑛(中国・北京日本学研究センター大学院生)
13:30-16:30 全体パネルディスカッション・全体会議
     [会場] 人間文化創成科学研究科棟6階大会議室(607号室) [司会] 古瀬奈津子、森山新
【第一部】
各部会報告
 
日本語学部会 (報告者:百瀬みのり)
歴史学部会 (報告者:重田香澄)
日本文学部会 (報告者:武内佳代)
日本語教育学部会 (報告者:石井佐智子)
日本思想部会 (報告者:斎藤真希)

【第二部】
各大学との意見交換―来年度のコンソーシアムに向けて―
 





★★★ 講演・研究発表 要旨 ★★★

(2008/12/02up)