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永瀬伸子 (NAGASE Nobuko)

所属・職位・研究室

  • 人間文化創成科学研究科教授
  • 生活科学部本館 3階309
    03-5978-5786

担当科目

【労働論】

授業のテーマは、働くことと、それを支える社会的制度である。また子どもの養育やこれを支える社会環境等も扱う。関連文献を読み、また時に計量経済学の手法の解説を含めた授業となる。

【労働論演習】

働くこと(就業、転職、離職、再就職)やこれをめぐる雇用ルールのあり方、結婚・出産と就業行動のかかわり、さらに雇用・ケア・年金・医療等に関する社会的保護等を博士論文テーマとする受講者のための演習授業である。

 

研究テーマ

近年の業績

  • 永瀬伸子(2011)「2000年以後の男女の失業構造の分析 ?労働力調査のパネル構造を用いて構造変化を分析する?」『統計と日本経済』第1巻1号 91-111頁。
  • 永瀬伸子(2011)1990年代から2000年代に大卒女性の就業継続行動はどう変わったか:26-33歳を対象とした聞き取り調査より」『生活社会科学研究』第17号。
  • 水落正明・永瀬伸子(2011)「若年男女の非正規・無業経験と正規職就業に関する分析」総務省統計研修所リサーチペーパー 25号 1-95頁。
  • 永瀬伸子・縄田和満・水落正明(2011)「『労働力調査』を用いた離職者の再就職行動に関する実証的研究」総務省統計研修所リサーチペーパー 24号 1-48頁。
  • 永瀬伸子(2010)「男女賃金格差の解消に向けて:何が性中立的な制度か」労働調査協議会『労働調査』通巻483号14?22頁。2010年2月号
  • 永瀬伸子(2010)日本的雇用慣行と女性労働の課題:正社員女性がなぜ働き続けられないのか」『週刊社会保障』通巻2601号 42-47頁。
  • 永瀬伸子・水落正明(2009)「労働力調査のパネル構造を用いた失業・就業からの推移分析」総務省統計研修所リサーチペーパー 19号 1-48頁。
  • 永瀬伸子(2009)「少子化対策として必要な非正規雇用者に対する社会的保護 『週刊社会保障』通巻2639号 42-47頁。
  • 水落正明・永瀬伸子(2009)「妻の就業と夫婦の時間配分に関する分析」総務省統計研修所リサーチペーパー 18号 1-27頁。
  • 永瀬伸子(2009)「日本的雇用慣行は新しいWLBモデルの世帯モデルを必要としている」連合総合生活開発研究所『労働組合におけるジェンダー平等:男女平等参画に向けて労働組合は何をなすべきか』連合・連合総研ワークショップ記念記録集2008年11月21日 9-16頁。
  • 永瀬伸子・水落正明(2009)「若者は経済回復期に安定雇用に移行できたのか」総務省統計研修所リサーチペーパー 17号 1-50頁。
  • 永瀬伸子(2008)「日本的雇用と夫婦関係?サラリーマンの生活と生きがいに関する調査と公的年金への示唆」『年金と経済』27巻1号 通巻105号。
  • 永瀬伸子(2007)「少子化にかかわる政策はどれだけ実行されたのか?保育と児童育成に関する政策の課題」財務省財務総合政策研究所編『フィナンシャル・レビュー』第87号3-22頁。
  • 永瀬伸子(2007)「若年・子育て世帯の所得分布と課題 ?平成19年就業構造基本調査が捉える構造変化」『統計』58巻7号。
  • 永瀬伸子(2007)「テクノロジー、労働と再生産:北京、ソウルと日本との比較」『F-GENSジャーナル』第7号81-86頁。
  • 永瀬伸子(2006)「保育所不足?深刻な大都市に重点を移せ」東洋経済新報社『週刊エコノミスト』2月 第84巻10号 84?85頁。
  • 永瀬伸子(2006)「非正規雇用の拡大と女性の社会進出」全労済協会『Labor Research Library』第12号 9?12頁。
  • 永瀬伸子(2006)「雇用流動化に対応しかつ日本の家族観にあう社会的保護の制度を問う?コメントにかえて」『家族社会学研究』第17巻2号 51-55頁。
  • 永瀬伸子・村尾裕美子(2005)「社会保障や税制等は家族・家族形成に影響を与えるか?日本の社会的保護の仕組みが持つ特定タイプの家族へのバイアス」『季刊社会保障研究』第41巻2号137?149頁。
  • 永瀬伸子・村尾祐美子(2005)「税制・社会保障制度と女性・家族」『週刊社会保障』第59巻 No.2318 30?33頁。

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