1. 基盤力強化コースワーク・・社会の変化に強い基盤力を重視する
主言語を英語にした物理、数学、情報を基盤科目に据え、加えて科学英語や表現技法、キャリア教育科目、リーダー教育科目、博士課程リベラルアーツ科目(哲学・倫理等)を5年一貫で学修し、国際的に通じる基礎力をもった博士人材を養成します。
2. チーム力強化・・Project Based Team Study (PBTS)実践
PBL(Project Based Learning)をグループ学習からチーム研究に深化させたProject Based Team Study(PBTS)とは、異なる分野の異質な学生がプロジェクトチームを編成し、産学官の連携により、超領域的、融合的、総合的な課題を発見し、解決していく自主協働研究です。最終目標として、プロジェクトによる共著の副博士論文を作成します。
各チームの活動は、「 」にて記録されています。
3. グローバル力強化・・グローバルインターンシップ
5年間のうち、国内外の研究機関・企業などでインターンシップを2回経験しPBTSでの研究を発展させます。
グローバル研修Ⅰ(3カ月~6カ月):博士前期課程2年時に実施
グローバル研修Ⅱ(6カ月~12カ月):博士後期課程1年~2年時に実施
4. 厳正な成果評価と学修支援システムの開発および公開
Functional Strict GPAとルーブリック評価に基づく各種 Qualifying Examination(QE)を反復実施し、厳正、緻密に学修成果を評価します。それを可能にするシステムとして、3種の学修関連システム(1. 大学院学修評価、2.
、3. スタディコモンズ活用)を開発します。さらに、事業終了後には希望する他大学にそれらを無償提供します。5. 産学官連携
産学官から多彩な人材をプログラム担当者やアドバイザリーボードに迎え、本学がハブとなり産学官の緊密な連携の下に学位プログラムを実施し、結果として博士人材の社会への進出を促進させます。
6. 蓄積した知的資産の活用
本学で開発した女性人材育成のノウハウならびに現在進行中の関連事業の成果を最大限に利用します。また、産学官においてリーダーとして活躍中の卒業修了生を積極的に活用します。
7. 附属学校園の活用
同一キャンパス内の附属学校園を活用してアウトリーチを実践します。
8. 学長主導の全学を挙げたサポート体制
実施期間中の大学による全面的な支援と事業終了後の継続性を保証します。