グローバル理工学特別実習(先端機器実習)

理工系グローバルリーダーの育成を目指す「博士課程教育リーディングプログラム」の一環として、様々な分野の先端機器を用いて実習を行う『グローバル理工学特別実習』を8月~9月に開講します(大学院博士前期後期課程共通科目)。
情報、物理、化学、生物、人間環境、食品栄養の6つのコースワークがあり、自身の専門以外の分野にも参加できます。
異分野の先端機器に触れて学際的視野を広げましょう!

過去のグローバル理工学特別実習

2019年度グローバル理工学特別実習

情報、物理、化学、生物、人間環境、食品栄養の6つのコースを含むグローバル理工学特別実習Ⅶを、1日1コース6日間の夏期集中講義(8月27日~9月6日)として実施します。

グローバル理工学特別実習Ⅶ

情報コース 8月27日(火)
【担当教員】小林 一郎、椎尾 一郎
【場所】理学部3号館602室、408室
【使用機器】学内LAN、ロボット、大型計算機、3Dプリンタ、レーザ加工機
【授業内容】
・大量データを処理するクラスタリング手法について説明し、ロボットの視覚情報処理のための理論の紹介、ロボット操作の実習を行う。
・デジタルファブリケーションを支える主要なデバイスである3Dプリンタとレーザ加工機の仕組みと利用可能性について実習を通して理解する。
食品栄養コース 8月28日(水)
【担当教員】市 育代
【場所】総合研究棟404室
【使用機器】ガスクロマトグラフィー質量分析装置
【授業内容】食品栄養科学研究のための生体の非侵襲的画像解析と侵襲的形態解析
化学コース 8月29日(木)
【担当教員】相川 京子
【場所】理学部1号館341室
【使用機器】Cytation3、プリントグラフ、電気泳動装置
【授業内容】<血液凝固反応機構と反応阻害剤の評価>
血液凝固反応メカニズム、阻害剤の作用機序、凝固反応および酵素反応の測定法に関して解説した後に、実際に血漿を使って凝固反応を経時的に観察する。合わせて、凝固因子に起こる変化を電気泳動で観察し、データをまとめる。
物理コース 9月3日(火)
【担当教員】古川 はづき
【場所】理学部1号館101室(集合場所)、理学部1号館125室、人間文化研究科棟107室
【使用機器】X線結晶構造解析システム(人間文化研究科棟107室)、高精度磁化測定装置、極低温冷凍機、ヘリウム再凝縮装置一式(理学部1号館125室)
【授業内容】
(0)実習概要説明・実験室見学(理学部1号館101室)
(1)物質の成り立ちと構造解析(人間文化研究棟107室)
 ・物質の成り立ち
 ・原子の規則的な配列、試料の作成法、X線散乱による結晶構造測定
(2)物性測定(理学部1号館125室)
 ・磁化の測定
人間環境コース 9月4日(水)
【担当教員】太田 裕治
【場所】総合研究棟805室
【使用機器】PC、レーザカッター
【授業内容】レーザカッター加工実習(データ作成ならびに加工)
生物コース 9月6日(金)
【担当教員】佐藤 敦子
【場所】理学部1号館521室、理学部2号館203室
【使用機器】NanoDrop、Gel imaging装置、Bioanalyzer
【授業内容】細胞内のDNAを増幅・可視化する方法を学ぶ。

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