カミンズ理論の基本概念とその後の展開−Cummins (2000) “Language,
Power and Pedagogy” を中心に−(本林響子)pp.23−29
新しい学習観、教育観の提案−西口光一編著−『文化と歴史の中の学習と学習者:日本語教育における社会文化的パースペクティブ』(松本明香)pp.30-33
より創造的な読みを目指して−舘岡洋子著−『ひとりで読むことからピア・リーディングへ−日本語学習者の読解過程と対話的協働学習−』(小笠恵美子)pp.34-36
第31回日本言語文化学研究会発表要旨 pp.37-
研究論文
日本語学習者の言語変種の使用率に影響する言語外的要因
−「−レル」型可能表現を事例として−(辛昭静)pp1-9
「内省モデルに基づく日本語教育実習プログラム」における教師の成長の可能性
−問題解決型決定プロセスの観点から−(池田広子)pp10-19
学習者は文法説明を受けなくても連体修飾節のルールを学習できるか
−中国人学習者を対象にして−(向山陽子)pp20-29
教育事情報告
中東地域の日本語教師の感じる困難
−中東日本語教育セミナーの意見から−(小熊利江)pp30-38
ポーランドにおける日本語教育事情
−ポーランド日本語教師会・組織づくりの実践を中心として−(菅生早千江)pp39-48
発表要旨
第32回日本言語文化学研究会発表要旨pp49-112
報告
第2回ワークショップ
『協働学習のための活動デザイン‐技能別学習の実践(聞く・話す)‐』pp113-114
博士論文紹介pp115-
研究論文
留学生と日本人学生の自由会話に見られる参加の対称性と非対称性(岩田 夏穂)pp1-10
多様な背景を持つ子どもの授業への参加過程の関係論的分析
―言語を通じた関係性構築に注目して―(尾関 史)PP11-20
グループ・オーラル・テストにおける相互作用的発話機能(堀川 有美)pp21-30
持続時間の長い発音に関する知覚と経験の関連性―近畿方言話者と首都圏方言話者―(山岸 智子)pp31-36
多文化共生指向の日本語教育実習における実習生間の話し合い分析―3ヶ月間の準備期間に構築されたティーチャー・コミュニティー―(平野 美恵子)pp37-46
接触場面におけるコードスイッチングはコミュニケーションの問題をどのように解決するのか―理工系大学院生のグループディスカッションを対象に―(田崎 敦子)pp47-56
研究ノート
大学初年次のレポート作成授業におけるライティングのプロセス(大島 弥生)pp57-64
国際結婚夫婦のコミュニケーションに関する問題背景―外国人妻を中心に―(伊藤 孝惠)pp65-72
調査・実施報告
JSL中級教科書における読解力の育成−結束性にかかわる学習項目と指導方法の分析−(石井 怜子・田中 和佳子)pp73-82
文献紹介
ジェンドリンの言語論にみるシンボル過程―『プロセス・モデル』第Z章A―(得丸 智子)pp83-88
国際結婚家庭で子どもの少数言語使用をどう確保するか
―Yamamoto(2001)Language Use in Interlingual Families : A Japanese-English
Sociolinguistic Study―(村中 雅子)pp89-93
リサーチコンセプト(研究課題の提案)
KH Coderで何ができるか―日本語習得・日本語教育研究利用への示唆―(佐野 香織・李 在鎬)pp94-95
発表要旨
第33回日本言語文化学研究会発表要旨pp96-164
研究論文
母語による言語少数派生徒の母語保持・育成教育の可能性―「母語・日本語・強化相互育成学習モデル」の実践から―(小田 珠生)pp1-10
調査・実践報告
電話における学習者の「聞き返し」ストラテジーの使用について
―発話意図と表現形式に注目して―(テンヂャローン・モンルタイ)PP11-19
教育事情報告
「中級」日本語教育に向けての教師支援―インドネシア ジャボデタベック地区での高等教育支援報告(渡辺 由美)pp20-27
事象報告
場所を表す助詞に関する学習者の文法(大関 浩美)pp28-29
発表要旨
第34回日本言語文化学研究会発表要旨pp33-99
修士論文・博士論文紹介
講演録
中国における日本語教科書作成―歩み・現状・課題―(曹大峰)
pp1-9
研究論文
韓国「国史」教科書の日本像と韓国人学生の日本イメージ(岩井 朝乃・朴 志仙・加賀美 常美代・守谷 智美)
pp10-19
低学年の子どもを対象とする「教科・母語・日本語相互育成学習モデル」実践の可能性−「母語による先行学習」国語の場合−(滑川 恵理子)
pp20-29
グループワークを用いた教室活動に対する精読受講生の受け止め方の形成プロセス−会話活動と翻訳活動に注目する場合−(楊 峻)
pp30-39
文献紹介
学習を支援する評価−キャロライン・V・ギップス著(鈴木秀幸訳)−『新しい評価を求めて―テスト教育の終焉−』(堀川有美)pp40-43
質的研究のエッセンスを学ぶ−西條剛央著『ライブ講義・質的研究とはなにか SCQRMベーシック編』−(村中 雅子)
pp44-47
発表要旨
第35回日本言語文化学研究会発表要旨
pp48-108
修士論文・博士論文紹介
pp109-120
研究論文
大学院留学生の文章課題遂行過程における文章モデル使用の実態(宮ア 七湖)
pp1-10
調査報告
作文添削活動の実践研究における添削者の学び
−TAEを用いた内省の分析−
(鈴木(清水) 寿子・得丸 さと子(智子))
pp11-20
教育事情報告
ラオスにおける日本語教育事情
−活動型初中級クラスにおける日本人学生との作文交換活動の実践報告を中心に−
(田渕 七海子)
pp21-30
文献紹介
新たな学習機会の探求
−一二三朋子著『接触場面における共生的学習の可能性−意識面と発話内容面からの考察―』−
(脇坂 真彩子)
pp31-35
多文化社会における日本語教育の構築
−岡崎眸監修『共生日本語教育学多言語多文化共生社会のために−
(白田 千晶)
pp36-39
発表要旨
第36回日本言語文化学研究会発表要旨pp40-83
コラム
研究報告文書に何が必要なのか〜「研究論文」と「研究ノート」の差異を例に〜
pp84-88
研究論文
講義理解のためのストラテジーに対する留学生の認識
−学部留学生への縦断的調査から−
(山下直子・品川直美)
pp1-10