お茶の水女子大学
日本言語文化学研究会
■言語文化と日本語教育 
  最新号 第36号

 


最終更新日:2008/12/03

『言語文化と日本語教育』

掲載論文・発表要旨一覧

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11号(1996.6)-第20号(2000.12)

 

第11号第12号第13号第14号第15号

第16号第17号第18号第19号第20号


1冊 500円
 

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第11号(1996年6月)

論文

小・中学生の作文に見られる接続語句の男女差(小川珠子)

予測文法研究 −モダリティ表現の予測能力とその習得について−(菊池民子・天野千春・猪狩美保・嶽肩志江・大島弥生・長友和彦)

コミュニケーション・ストラテジーとしての「全体像」の考察(村松賢一)

日本人学生の異文化コミュニケーションスタイル −中国人・アメリカ人との日本語会話における「情報要求」発話分析−(佐々木由美)

中級日本語学習者に対する学習ストラテジー・トレーニングの事例研究 −「選択的注意」と「ノート取り」のトレーニングの試み−(関麻由美)
  
中級日本語学習者の自律的学習に向けての意識化の試み(石橋玲子・大塚淳子・鈴木紀子・八若寿美子)

帰国生中学生、取り出し授業における漢字指導(橋本結花)

発表要旨

会話授業における客観的な授業分析の試み(菊池民子、猪狩美保)

川端と古典の世界 −「旅」のモチーフをめぐって−(カロリーナ・ネグリ)

日本語の二重否定表現について(印省煕)

オーストラリアの大学レベルにおける日本語通信教育過程3年次コース・教材開発(小川京子)

グループオーラルテスト(G-O-T)の開発と実施について(宮城徹)


 

第12号(1996年12月)

論文 

第二言語学習におけるネガティブ・フィードバックの役割:概観(横山和子)

初級日本語学習者の接続のマーカーとしての「と」と「じゃ」の習得(坂田睦深、坪根由香里)

英語を母語とする日本語学習者における言語形式「〜てしまう」の使用状況(棚橋明美)

談話展開と予測能力について −確認要求表現を用いた発話を中心に−(1)(瓜生佳代)

ニュース文聴解における予測能力 −テ形接続を中心とした日本語母語話者と日本語学習者との比較−(松浦恵津子)

日本語学習者と教師のビリーフス −自律学習に関わるビリーフスの調査を通して−(斎藤ひろみ)

会話授業における客観的な授業分析の試み −授業改善の手がかりとして−(菊池民子、猪狩美保)

発表要旨

対話的問題提起学習による異文化理解(池田玲子)

志賀文学のユーモア(郭南燕)

母語発達と文のねじれとの関連  −「�は+述部」の構造を持つ文について−(内田安伊子・瓜生佳代)

日本語学習者のビリ−フス −自律的学習に関わるビリ−フスに焦点を当てて−(斎藤ひろみ)


 

第13号(1997年6月 平田悦郎先生退官記念号<残部なし>

平田悦郎先生退官記念講演録
論文

談話の構造化をめざす話しことば指導 −パラグラフ構成とメタ言語表現を中心として−(村松賢一)

学校の教室における中国帰国生徒Aのエスノグラフィ −対人関係に焦点をあてて−(嶽肩志江)

第1言語使用が第2言語の作文に及ぼす効果 −文の流暢性と複雑さの観点から−(石橋玲子)

トップダウン型とボトムアップ型の提携による独話聞き取りの教室活動について(中込明子)

読解に対する自己評価から見たテキスト構造の影響(菊池民子)

「ではない(か)」の談話機能と音調について(大塚淳子)

中国人学習者の日本語の相づち使用に見られる母語からの影響 −形態、態度、タイミングを中心に−(楊晶)

職場におけるメモの談話分析(八若寿美子)

中国語母語話者(台湾)の発想の違いから生じる日本語表現の誤り −「も」の使い方に関する誤用例から−(林綺雲)

指示語「ソンナ」と「ソウイウ」について(松浦恵津子)

逆接確定条件の接続詞 −ガ・ノニ・モノノ・テモ・ナガラについて−(中里理子) 

日本語教育における使役文の扱いとその問題点 −使用レベルを期待する場合−(黒木京子)

予測文法研究 −後続文完成課題におけるJSLとJFLの予測能力について−(津留崎由紀子、中嶋淳子、金志宣、近藤彩、齋美智子、広田妙子)

発表要旨

会話における相づちの中日対照研究 −形態、頻度、機能を中心に−(楊晶)

中・上級台湾人日本語学習者による「テイル」の習得に関する横断研究(許夏珮)

韓国語の相づち(郭末任)

東京語アクセント聞き取り能力の縦断的調査結果分析 −フォローアップ・インタビューとの関わりから−(中川千恵子)


 

第14号(1997年12月)

論文

教育的意義のあるプレースメントテストとは? −プレースメント場面での自己評価−(トムソン木下千尋)

「事柄」と「それによって生じるもの」とを結ぶ連体修飾表現(内田安伊子)

中国帰国者子女の母語喪失の実態 −母語保持教室に通う4名のケースを通して−(斎藤ひろみ) 

類型的有標性と朝鮮語話者の日本語閉鎖音の有声・無声の対立の習得(横山和子)

研究ノート "迷惑" の意味の変遷についての一考察(横川澄枝)

発表要旨

大和定住促進センターでのコミュニケーション行動 −エスノグラフィ的研究の試み−(谷淵麻子)

グループ内の力関係と話題提起について −場面による負荷が教室内会話にどのような影響を与えるか−(小笠恵美子)

屏風歌の表現 −屏風絵による自然表現をめぐって−(劉卿美)

日本語学習者の発話に対する母語話者の印象(井内麻矢子)
 


 

第15号(1998年6月)

論文

日本語の読解におけるコンテントスキーマ活性化の効果(菊池民子)

日本語の読解における音読・黙読の比較研究 −韓国語母語話者におけるアンケート調査の結果から−(鶴見千津子)

日英語の新聞社説における接続表現 −文の連接をめぐって−(西由美子)

『忘却の河』の構造をめぐって −内容と方法の接するところ−(西岡亜紀)

発表要旨

日本語のアスペクト・テンスの習得(三村由美)

ビジネス上の接触場面の研究 −アンケート調査から−(近藤彩)

『新御伽婢子』考(朴蓮淑)

第二言語の読解における母語使用の意味 −物語文再生と推論の過程を通して−(渡辺由美)

フレームに見られる文化的差異 −台日の大学生によるグループ討論−(陳明涓)


 

第16号(1998年12月)

論文

自律的学習能力を養うために教師は何ができるか(斎藤ひろみ)

発話プロトコル法による日本語学習者の作文産出課題の分析 −第1言語の関わりの観点から−(石橋玲子)

二つの動作の同時進行を表す構文について −日本語と中国語の対照の視点から−(横川澄枝)

日本語学習者の音調から表現意図を判断する能力の習得について −中国語・韓国語母語話者の聴取実験より−(大塚淳子)

進行役とゲストの発話にみられる繰り返し(杉山ますよ)

日常談話における反復表現の機能に関する一考察(松田文子)

連体修飾の使用状況に関する一考察(小熊利江、品川直美、山下直子、米沢久美子)

発表要旨

「けど」で言い終わる発話の語用論的研究 −場面における言いさしの「けど」を中心に−(チョウ英南)

ピア・レスポンスが可能にすること −日本語中級学習者の場合−(池田玲子)

第二言語学習における日本語外来語表記の実態と分析 −韓国語およびブラジル・ポルトガル語を母語とする日本語学習者の場合−(中東靖恵)


 

第17号(1999年6月)

論文

中国語と日本語の電話における相づちの使用の一比較 −形式と頻度の観点から−(楊晶)

日本語の読解評価における再生言語の問題(菊池民子)

他者質問と学習者の自己質問が文章理解に及ぼす効果(片山智子)

日本語作文推敲におけるピア・レスポンスの効果 −中級学習者の場合−(池田玲子)

第2言語としての日本語のパーフェクトの習得(三村由美9

発表要旨

制度的場面における相互行為 −日本語ボランティアグループのミーティング−(森下雅子)

台詞の翻訳から見た中日言語文化の差異(高蘭雲)

日本語学習者の言語行動に対する教師と非教師の受け止め方(石崎晶子)

田村俊子「生血」論(王紅)

終助詞「よ」の語用上の分析 −発話の観点から−(福田惠子)


 

第18号(1999年12月)

論文

連体修飾構造の一類型について −日本語と中国語の対照の視点から−(横川澄枝)

日本語母語話者と日本語学習者の作文における読解材料からの情報使用について(八若寿美子)

タイ語母語話者による条件節「と・ば・たら・なら」の習得(スニ−ラット・ニャンジャローンスック)

留守番電話のストラテジー −日本語母語話者と非母語話者の場合−(鶴見千津子)

発表要旨

皮肉の解釈(米沢久美子)

謝罪に対する返答のストラテジー −Faceを手がかりにして−(大谷麻美)

ビジネスを目的とした電話会話における談話管理(近藤彩)
 


 

第19号(2000年6月)本郷逕子先生退官記念号

論文

母語によるピア・レスポンス(peer response)が推敲作文に及ぼす効果 −韓国人中級学習者を対照とした3ヵ月間の授業活動をとおして−(広瀬和佳子)

災害に対する「被災確認」の日中対照分析 −「開始部」と「終結部」を中心に−(陳明涓)

中・上級台湾人日本語学習者によるテイタの習得に関する研究(許夏珮)

電話連絡の会話におけるスピーチレベルシフト(石崎晶子)

国際見本市におけるインターアクション −日本人ビジネス関係者はどのように評価するのか−(近藤彩)

「けど」で終わる発話の語用論的研究 −「言い終わり」の「けど」を中心に−(チョウ英南)

「作文評価ノート」の試み(得丸智子)

音声指導がおよぼす日本語の長音と短音の習得への影響 −英語を母語とする初級学習者の場合−(小熊利江)
 

発表要旨

教育実習生のカテゴリーの組織化 −日本語教育の「経験者/未経験者」−(森下雅子、斎藤浩美)

大学院での日本語教育実習がもたらす教育観の変化(小熊利江、スニ−ラット・ニャンジャローンスック)

教室内会話での話題選択についての考察(小笠恵美)
 


 

第20号(2000年12月)

論文

内省モデルに基づく日本語教育実習 −実習生に何が提供できるか−(岡崎眸)

階層別日本語プロソディー指導法への提案(中川千恵子)

用件の会話における言いさし表現について −いいさし表現と園との相手の反応を中心に−(チョウ英南)

会話におけるパワー行使と創発的ネットワーク(内田らら・小笠恵美子・金志宣・森下雅子)

複合動詞の意味理解方略の実態と習得困難点(松田文子)

ミーティングにおける相互行為から見た日本語ボランティアグループ(森下雅子)
 
 

発表要旨

行き先を決めるロールプレイにおける「と」と「たら」の役割(木山三佳)

入国児童生徒をとりまく人々の意識 −教師・保護者・日本語指導員の場合−(内田紀子)

謝罪定型表現の日・英語対照研究(大谷麻美)
 
 
 

■ 創刊号(1991.6)〜 第10号(1995.12)

■ 第11号(1996.6)〜 第20号(2000.12)

■ 第21号(2001.6)〜 第30号(2005.11)

■ 第31号(2006.6)〜

 

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