お茶の水女子大学
日本言語文化学研究会
■言語文化と日本語教育 
  最新号 第36号

 


最終更新日:2008/12/03

『言語文化と日本語教育』

掲載論文・発表要旨一覧

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第21号(2001.7)-第30号(2005.11)

 

第21号第22号第23号第24号第25号

第26号第27号第28号第29号第30号

 

1冊 500円  (第29号からは一冊 1000円)

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FAX: 03-5978-5211


 

第21号(2001年7月)

特別寄稿

女性・異文化 −フィンランドにおけるゲイシャのイメージ−(植村友香子)pp.14-27

韓国における日本語教育と教員養成 (森山新)  pp.28-44
 

論文

子供の電話会話における終結部の分析  −成人との比較から−(伊藤明子、杉山ますよ、八若寿美子、藤井桂子) pp.45-57
 
聴解ストラテジー使用と聴解力の関係について −日本語を主専攻とする中国人大学生の意識調査の結果から−(尹松)pp.58-70
 

教育実習を通して起こる認識の変化 −日本語教育を専門とする大学院生の場合−(小熊利江、スニーラット・ニャンジャローンスック) pp.71-82
 

日本語教育実習における「経験者/未経験者」というカテゴリー(森下雅子、齋藤浩美) pp.83-95
 

文章構造の日韓対照研究 −新聞の社説における書き出しを対象として−(李貞ミン) pp.96-109

会話の話題展開における規範の分析 −授業中の話し合いを例にして−(小笠恵美子)pp.110-121
 
 

発表要旨

自己作文音読における初級学習者のポーズの特徴 −英語母語話者4名の縦断調査−(石崎晶子) pp.122-127
 

『依頼』表現に見られる母語から英語への語用論的転移現象(黒滝真理子) pp.128-133
 

教科としての国語と日本語教育を統合した内容重視のアプローチの試み (清田淳子)pp.134-139
 

台湾人日本語学習者が破裂音を聞き取る際の問題点について −異音を考慮に入れた実験に向けて−(林嘉惠) pp.140-143


 

第22号(2001年12月)

研究論文

「ト」の用法と中国語との対照(陳美玲) pp.1-12

態度・ビリーフス・学習ストラテジーと環境との関わり −ATLのケーススタディー−(関麻由美) pp.13-25

教師が話題の変化に及ぼす影響 −授業中の話し合いの場合−(小笠恵美子) pp.26-37

タイ語母語話者による条件表現の縦断研究 −全体的な分析−(スニ−ラット・ニャンジャローンスック) pp.38-49

タガログ語母語話者による引用表現の習得 −自然習得の場合−(杉浦まそみ子) pp.50-63

作文交換活動のインターネット利用の試み(得丸智子) pp.64-77

電話会話の終結部にあらわれる日韓の相違に関する一考察 −日韓の20代の親しい友人同士の電話会話から−(林美善) pp.78-91

協働的対話場面で起こる日本語学習者の言語学習プロセスの考察 −母語話者のフィードバックに対する学習者のリペア−(松本明香)pp.92-104

調査報告

韓国の大学入試への日本語科目の導入とその影響(森山新)pp.105-116
 

発表要旨

「内省」による学習過程の意識化は可能か −第二言語としての日本語学習者の自立的学習能力の養成を目指して−(金孝卿)pp.118-124

ある場面での語彙の学習 −偶発附随的学習(Incidental Learning Model)モデルによる検証−(谷内美智子)pp.125-130
 


 

第23号 (2002年6月)

研究論文

研究論文日本語学習者の産出作文に対する教師の修正及び非修正行動 (石橋玲子) pp.1-12

読解前活動としての自由連想法の効果 (菊池民子) pp.13-24

韓国語母語話者における言いさし表現の意識調査  ―述部まで述べた言い切り表現との比較を通して―(チョウ英南)pp.25-37

中国における日本語の聴解授業の実態と課題 ―4大学の担当教師へのインタビューを通して―  (尹松)pp.38-52

自然習得における「直接引用」の習得 ―フィリピン人学習者の事例研究― (杉浦まそみ子)pp.52-65

日本語学習者のよるイク・クル、テイク・テクルの習得研究 ―プロトタイプ理論の観点から―  (菅谷奈津恵)pp.66-79

実践報告

日本語教師経験者が実習から学ぶもの ―現職者研修への提言― (内田紀子・小池圭美)pp.80-93

発表要旨

日本語教育実習をどう経験するのか −大学院における多言語多文化教育実習の語り−(古市由美子)pp.95-100

日本語の二字漢語とそれに対応する中国語 −辞書の記述による調査−(陳毓敏)pp.101-106

台湾人日本語学習者の文末における「けど」「が」の習得についての一考察(陳美玲)pp.107-111
 
 


 

第24号(2002年12月)

研究論文

学習者の自然発話に見られる日本語リズムの特徴(小熊利江)pp1-12

依頼文における終助詞「か」のイントネーション(小池圭美)pp.13-27

ボランティア日本語教師の異文化適応と成長 ―シニア世代の地域ボランティアの場合―(高崎三千代)pp.28-39

日本語二字漢字語彙とそれに対応する中国語二字漢字語彙は同じか ―台湾及び中国の中国語との比較―(陳毓敏)pp.40-53

能動的な学習の実態 ―外国人生徒の日本語学習場面における会話分析―(松本明香)pp.54-66
 

発表要旨

地域の「外国人と日本人の対話の場」における相互行為(杉原由美)pp.68-73

ピア・レスポンス活動が作文推敲に及ぼす影響(伊佐地千恵子)pp.74-79

日本語学習者の言いさし表現の習得状況 −OPIデータを資料として− (チョウ英南)pp.80-85
 
 
 


 

第25号(2003年7月)

研究論文

中国人日本語学習者における撥音の音声実現 −学習者音声の実態とその音声的バリエーション−(中東靖恵)pp.1-12

連用修飾節を構成する接続助詞類の使用実態 −作文データベースを用いて−(木山三佳)pp.13-25

ビジネス場面における<依頼・許可求め>の言語行動 −社会的役割によってどう違うのか−(李志暎)pp.26-38

外国系児童の教科学習に対する小学校教員の認識 −相互依存仮説の観点から−(原みずほ)pp.39-54

自然習得者による「は」の習得 −タガログ語を母語とする学習者の発話から−(遠山千佳)pp.54-65

台湾人日本語学習者の相づち表現 −滞日経験のない上級学習者の場合−(柳川子)pp.66-77
 

発表要旨

言語教室における内省活動は学習過程への意識化にどう働きかけうるか −日本語の聴解・会話における事例研究から−(金孝卿)pp.79-84

第二言語環境での教科学習場面における母語の役割 −来日まもない中国人生徒の「国語」の学習を対象に(朱桂栄)pp.85-90
 
 
 
 


 

第26号(2003年12月)

研究論文

社会科と日本語教育を統合した内容重視のアプローチの試み ―日本語指導を必要とする海外帰国生徒を対象に― (清田淳子)pp.1-13

日本語を母語としない児童の母語力と家庭における母語保持 ―公立小学校に通う韓国人児童を中心に― (朱ヒョン淑) pp.14-26

定住型非母語話者のスピーチレベルシフト ―共生日本語からの一考察― 
(OHRI RICHA) pp.27-40
 

研究ノート

電話会話の開始部における日韓対照研究 ―20代の友人同士の電話会話から― 
(林美善)pp.41-53
 

発表要旨

「共生」を目指す地域日本語教育の批判的再検討−母語話者「日本人は」のディスコースから−(OHRI RICHA)pp.55-60

中国人学習者の指示語「コ・ソ・ア」の習得に関する研究−ダイクシスと照応を統合した観点から−単 娜pp.61-66

第27号(2004年6月)

退官記念講演

Prosodic Cohesion in Spoken Discourse−テキストを朗読する場合(村松賢一)  pp.26-53

寄稿

表現意図とアクセント核を含むモーラの基本周波数に関する習得研究−パラ言語的情報の視点から−(福岡昌子)  pp.64-76

スペイン人の日本語プロソディー習得における特徴−初級学習者と中級学習者の差異に注目して−(中川千恵子)  pp.77-89

ポーズは聞きやすさにどのように影響するか−日本語母語話者と日本語学習者の音読資料を用いた知覚実験−(石崎晶子)  pp.90-101

字幕付き映画における韓日の言いさし表現の対応関係−「述部有り」の言いさし表現を中心として−(_英南)  pp.102-115

日本語の母音における音象徴の研究(吉岡ちさと)  pp.116-128

発音学習におけるグループモニタリング活動の可能性−学習者の意識の変化を中心に−(房 賢嬉)  pp.129-143

研究論文

日本語学習者の読解における「読みのスタイル」の多様性−使用ストラテジーの観点から−(菊池民子)  pp.144-156

「ら抜き言葉」の使用対象動詞の広がりを探る一考察−母語話者と日本語学習者を対象に−(辛昭静)  pp.157-169

初級日本語学習者のテイルの習得に関する縦断研究−マラティ語、テルグ語母語話者の場合−(菅谷奈津恵)  pp.170-181

多言語多文化共生を目指す教育実習における教師の意思決定−成人学習者を対象とした場合−(池田広子)  pp.182-196

日本語(話す・聞く)教室における「内省的活動」の可能性−教室活動のタイプと意識の表れの関係に関する一考察−(金孝卿)  pp.197-210
 
発表要旨

第27回日本言語文化学研究会発表要旨 pp.212-217

 


 

第28号(2004年12月)

研究論文

コミュニケーション形態がフォリナー・トークに及ぼす影響(徳永あかね)pp.1-7

依頼会話の展開パタンに関する日中対照研究 (張穎)pp. 8-14

ピア・チュータリングによる読解過程に関する考察−同一母語学習者の場合− (高崎三千代)pp.15-21

第二言語不安と自尊感情との関係−日本語学習者を対象として− (元田静)pp.22-28

言語少数派年少者の母語力の保持育成−「教科・母語・日本語相互育成学習モデル」の試みから(原みずほ、三宅若菜)pp.29--36

共生日本語教育実習における学び−実習報告書の比較分析にもとづいて− (古市由美子)pp.37-43

授受本動詞「あげる」「くれる」「もらう」の習得−日本語を外国語とする韓国人日本語学習者を対象として−(尹喜貞)pp.44-50

Face Threatening Actsで使用される言及行動−テレビ討論の日米対照分析− (平野美恵子)pp.51-57

研究ノート

日本語母語話者同士による一対一のチャットの会話の開始部−構成要素とその順序を中心に− (倉田芳弥)pp.58-64

発表要旨

第28回日本言語文化学研究会発表要旨 pp.65-126

第29号(2005年7月)

研究論文

日本語学習者の作文における読解材料からの情報使用−内容選択の観点から−(八若壽美子) pp.1-7

中国人学習者の丁寧さの表現の習得−「依頼補助」方略の使用から −(遠山千佳) pp.8-14

グループワークが文法知識の獲得と授業の満足度に及ぼす影響−中国人の初級日本語学習者を対象として−(宋馨華) pp.15-21

教育事情報告

海外の現場における人的リソース活用を目指した試み−ブルガリアの大学赴任時の実践例から−(畠山理恵) pp.22-27

リサーチコンセプト(研究課題の提案)

「手がかり」の役割に気づかせる教授方法の効果検証(佐々木嘉則)pp.28-30

発表要旨

第29回日本言語文化学研究会発表要旨 pp.31-99

第30号(2005年11月)

研究論文

日本語学習者のストーリー説明文の問題点−わかりにくさという観点から− (田代ひとみ) pp.1-10

外国人児童の母語保持・育成に関わる要因−会話力テストの結果から− (朱晛淑) pp.11-20

「母語による先行学習」が促進する「日本語による先行学習」−母語の読み書き能力を持っている子どもの「国語」学習の場合(朱桂栄) pp.21-30

中日接触場面の話題転換−中国語母語話者に注目して− (楊虹) pp.31-40

調査報告

言語変種に対する意識調査−「−レル」型可能表現を事例として− (辛昭静)pp.41-50

発表要旨

第30回日本言語文化学研究会発表要旨 pp.51-132

 

 
■ 創刊号(1991.6)〜 第10号(1995.12)

■ 第11号(1996.6)〜 第20号(2000.12)

■ 第21号(2001.6)〜 第30号(2005.11)

■ 第31号(2006.6)〜

 

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