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研究科長挨拶(人間文化創成科学研究科)

2018年4月1日更新

研究科長挨拶

お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科長

菅原ますみ

2018年4月1日

本学の大学院は21世紀の新しい大学院教育を見据えて改組を行い、2007年4月より旧来の「人間文化研究科」から「人間文化創成科学研究科」となりました。設立当初から学際性を重視し、文理融合をその基本理念としてきましたが、現在の名称が示す通り、その理念がさらに明確になっています。「人間文化創成科学研究科」は全学を統括する大学院組織であり、研究科には博士前期課程と博士後期課程それぞれに、比較社会文化学・人間発達科学・ジェンダー社会科学(ジェンダー学際研究)・ライフサイエンス・理学・生活工学の6つの専攻が設置されています。

大学院では、それぞれの学術分野における先人たちの理論や知見を深く学び、研究を中心として各自の知識を磨き上げ、その分野のエキスパートとなることを目指しますが、同時に学術的な視野を広げることも重要です。本学では、専門教育の充実をはかるとともに、前期課程では専攻やコースを総括するような科目を設けて、隣接分野への関心を高めることを期待しています。また、学際性を高めるとともに、専門の応用性の向上やスキルアップを目指し、複数の領域横断的な副専攻プログラムを設けています。博士後期課程では、専門領域の教員を主任指導として研究を行いますが、専門以外の分野の研究者を副指導教員とすることで、発想の転換や新しい視点の獲得が可能です。さらに、国際性も重視し、海外の大学との共同学位の制度も実施しています。

大学院には多様な学生が学んでいます。近くの韓国、中国はもとより、西アジアのアフガニスタン、欧米などから来日した多くの留学生が研究に励んでいます。また、社会人経験者をはじめ、様々なキャリアを持つ人も大勢います。こうした多様な学生のニーズに答える制度が色々と用意されており、そのひとつとして、長期履修制度があります。博士前期課程は通常2年で修了しますが、これを最大4年まで、また博士後期課程では最大6年まで延長することができます。加えて、育児と研究の両立を目指す制度も用意されています。就職、結婚、出産、育児、転勤、家族の介護など、諸々の事情を組み入れ、女性のライフサイクルに配慮しつつ再チャレンジできる大学院であること、これも大切な本大学院の特色です。

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