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教育科学領域

人間の生涯にわたる発達の過程を多様な方法論により科学的に探求するとともに、諸教育問題の解決に資する実践的な研究を行う。基礎科学・方法論として、教育思想、教育史、教育社会学を置き、また、マクロ・ミクロの実践科学として教育課程・教育方法論、教育開発論を設置する。当領域では、人間の発達について教育科学的に考えることのできる研究者および研究者的な視点を持つ実践者の育成をめざしている。

(2021年4月14日現在)

領域担当教員と専門分野一覧
授業科目 担当教員 研究テーマまたは研究分野
教育史論 教授 米田 俊彦

【教育制度・政策史】

近代日本の教育制度の変遷、あるいは教育制度改革をめぐる議論や意思決定過程を対象とする制度・政策史研究や、制度・政策の浸透ないし実現過程の分析としての実態史研究を進めている。

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比較教育思想史論 教授 池田 全之

【教育哲学】

18世紀以降のドイツにおける人間形成論、とりわけ、ドイツ観念論や実在哲学やフランクフルト学派の思想を中心に、近代社会と理性の運命、そこから派生する人間的自由の成立条件や美の救済機能の検討を進めている。

国際教育開発論 教授 浜野 隆

【国際教育開発・協力】

アジア・アフリカを中心とした発展途上国における教育の現状、国際機関の役割、国際協力のあり方などを具体的に検討している。研究の成果を実際の国際協力の実践に活用できるよう、現場との連携を常に念頭においている。

カリキュラム論 教授 冨士原 紀絵

【カリキュラム論・教育実践史】

近現代日本の学校教育において、公的な教育内容・方法の組織された教育課程と、個々の学校レベルあるいは日々の事業の実践として展開されているカリキュラムとの関係について研究を行っている。

教育社会学 准教授 大多和 直樹

【教育社会学】

学校社会学、中等教育研究(おもに生徒文化論)、メディアと教育、高等教育論(おもに学生文化)などのテーマで実証的研究を行っている。

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