ページの本文です。

房 雨珊(FANG YUSHAN)

2026年6月1日更新

留学生から社会人へー中国人元留学生の日本語への「投資」とアイデンティティー

房 雨珊 (FANG YUSHAN)
修了年度 2025年度
修士論文題目 留学生から社会人へー中国人元留学生の日本語への「投資」とアイデンティティー
要旨
(1000字程度)

 本研究は、日本において留学経験と就職経験の双方を有する中国人元留学生を対象に、「留学生」から「社会人」への移行過程における日本語学習への「投資」の形成と変容を明らかにすることを目的とした。Peirce[Norton](1995)の「投資」概念およびDarvin & Norton(2015)の投資モデルを理論的枠組みとし、ナラティブ的探究により2名の元留学生の語りを分析した。分析の結果、日本語への投資は、想像のアイデンティティ、教育段階における言語的ゲートキーピングや職場における「正しい日本語」といった言語イデオロギー、ならびに資本の認識と転換が相互に関与する中で構成されていることが示された。

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加