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専攻長挨拶(博士後期課程 ライフサイエンス専攻)

2019年4月1日更新

専攻長挨拶

ライフサイエンス専攻長

服田 昌之

ライフサイエンスは、一般的に生命科学と訳され、生命体や生命現象を対象とした学問、研究領域を表します。しかしながら、本専攻名の“ライフサイエンス”には、これとは少し違った意味合いがあります。英語のLifeという言葉には、生命の他にも、生活や人生といった意味があるのは、皆さんご存知の通りです。本専攻の”ライフサイエンス“は生命現象だけではなく、人の生活(衣食住)やそれを取り巻く環境、さらには医療といった”生きる“を対象とした研究分野を指しています。本専攻は、生命科学、人間・環境科学、食品栄養科学、遺伝カウンセリングの各コース(前期課程)、領域(後期課程)で構成され、そして2014年には後期課程に新たに疾患予防科学領域が設置されました。これにより、本専攻の特色である多様な観点から”生きる“を科学する充実した体制が構築されました。

大学院は研究を主体とした教育体制を敷いており、大学院生は研究の最前線で自らを磨き上げ、専門領域を極めることに専念します。しかしこれと同時に、このように多彩な領域を擁する本専攻では、周辺領域に目を向けることにより、自らの研究の立ち位置をしっかりと見極めることが可能となります。例えば基礎研究に身を置くものは、自身の研究の応用の可能性に目を向け、応用研究を展開するものは、新たな展開の可能性を求めて、基礎研究に目を向けることでしょう。基礎研究と応用研究を両輪として、多彩な領域を包括する本専攻では、高い専門性を持ちながら、それを柔軟に展開できる研究者の育成を目指しています。環境、エネルギー、高齢化と健康寿命の延伸といった多くの問題を抱える現代社会において、“ライフサイエンス”には大きな期待が寄せられています。高い専門性としなやかな感性を持って、現代社会の諸問題に取り組む女性研究者を、本専攻で目指してみませんか。

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