1月15日(火)17:00 ~18:10 コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所での共同ゼミ
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翌日の1月15日には、まず、ヴェアシュア教授の案内で、コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所所有の日本学関係の蔵書を見学した。
その後、古瀬教授とヴェアシュア教授の司会のもとに共同ゼミが開催され、日本の古代史に関して、お茶の水女子大学の3人発表を行った。いずれの発表も高い評価を受けた発表であった。
「平安貴族社会における扇と社会的関係」 野田 有紀子(お茶の水女子大学リサーチフェロー) |
「位署に関する一考察」 矢越 葉子(お茶の水女子大学博士後期課程学生) |
「摂関期における先例への依拠のあり方について」 重田 香澄(お茶の水女子大学博士後期課程学生) |
この共同ゼミには、セキコ・プチマンジャン=マツザキ
Sekiko Petitmengin Matsuzaki (コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所長)、ミシェル・ヴィエヤール=バロン
Michel Vieillard Baron(INALCO大学教授)、エステル・ボエール
Estelle Leggeri-Bauer(同助教授)などの日本研究の専門家たちも出席していた。
発表終了後、やはりカルチエ・ラタンにあるアール・ヌーヴォー様式の内装のレストランで、フランス料理を味わいながら一同2日間にわたる共同ゼミの疲れをいやした。
【以上、文責 中村俊直】
(2008/01/25up)