平成26年度(4月期)「グローバル理工学副専攻」学生募集情報

平成26年度(4月期)グローバル理工学副専攻プログラム履修学生選抜試験結果

平成26年度グローバル理工学副専攻プログラム履修学生選抜 合格発表 (2014年2月28日)

平成26年度(4月期)グローバル理工学副専攻プログラム履修学生の募集

事業の目的

お茶の水女子大学の「「みがかずば」の精神に基づきイノベーションを創出し続ける理工系グローバルリーダーの育成」が平成25年度「博士課程教育リーディングプログラム」に採択されました。
本プログラム(「みがかずば」の精神に基づきイノベーションを創出し続ける理工系グローバルリーダーの育成)では、特に女性人材が不足している理工系分野において、物理・数学・情報を基盤的な素養として持つことにより、社会の様態やニーズの変化に即応し、社会に必要なイノベーションを創出し続けることのできる高い柔軟性を身につけ、グローバルに活躍できる女性人材を育成することを目的としており、お茶大をハブとして、産学官で協働してプログラムを推進します。
本プログラムの教育目標は、「確固たる基礎力の獲得」と「実社会における研究開発のイノベーションならびに異分野協働におけるリーダーシップの涵養」であり、後者については、効果的なプロジェクトマネジメントとチームワーク研究によって実践的に達成していく教育手法Project Based Team Study(PBTS)をプログラムの基幹に据えます。

本プログラムは理学専攻とライフサイエンス専攻が協働し、「グローバル理工学副専攻」の新設によって実施される学位プログラムであり、博士前期後期課程一貫の5年プログラムです。

育成したい人物像

本プログラムでは、理工系分野の確固たる基盤力、イノベーションを創出する柔軟な発想力、多様な専門・背景を持つ人々をまとめるリーダーシップ力等を持ち、産学官の様々な分野において、グローバルに活躍する女性博士人材の育成を目指しています。

採用人数

各入学年度30名程度(奨励金受給者は各入学年度15名程度)

申請資格

本学大学院博士前期課程の以下の専攻に平成26年4月入学予定の者、もしくは、平成25年10月時点で大学院博士前期課程1年に在籍している者。ライフサイエンス専攻、理学専攻

※本副専攻プログラムを履修するには、博士後期課程への進学が必須です。
※平成26年大学院博士前期課程2月入試の出願者も本副専攻プログラムの履修申請が可能です。

申請手続

平成26年度グローバル理工学副専攻プログラム履修学生選抜要項をご覧ください。

選抜プロセス

選抜プロセス 期日 時刻 場所
申請期間 2014年 2月3日(月) ~ 10日(月)
選抜試験(面接、プレゼンテーションを含む) 2014年 2月20日(木)、21日(金)、24日(月) 9:00 ~ 19:00 (詳細別途連絡) お茶の水女子大学
最終合格発表 2014年 2月28日(金) 14:00(予定) ホームページ

問い合わせ先

お茶の水女子大学
リーディング大学院推進センター
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
TEL & FAX: 03-5978-5775
E-mail:

PBTSについて
PBTSは、企業内でのプロジェクト遂行をモデルにしており、異分野の学生がチームを組み協働で自主課題を実施するチームスタディーです。チームは、研究分野や個人の文化的背景が異なるメンバーで構成される必要があり(Cross-Functionalな集団)、その異なる個性で互いに切磋琢磨しながら各自の専門性と個性を効果的に発揮することが期待されます。PBTSの課題を考えるにあたっては、自分の専門領域にとどまらず、その枠を超えて、チームとして、何ができるのかを考えてください。現在自分が研究している専門領域だけでは考えられないことも、他の専門領域や異文化をもつメンバーが参加することで、発展的で面白いものになると思います。また、その課題の実施においては、メンバーだけではなく協力者(学生や教員)を募ったり、企業や海外機関の研究者を巻き込んだり、その施設を利用したりすることも想定してください。

プログラムの内容については、2013年11月25、28日に実施した平成26年度新設「グローバル理工学副専攻」学生募集説明会の資料も参考にしてください。

本学位プログラムの特徴

  • 修士・博士の5年間一貫制
    ⇒ 修士論文は副専攻コースワークおよび研究で代替(M1から参加の場合)
  • 自ら課題を設定し、仲間と協働で問題解決にあたる「PBTS(Project Based Team Study)」
    ⇒ 企画力、リーダーシップ、プロジェクト・マネジメント力の醸成
    ⇒ 外国人教員の指導の下、英語で研究、ディスカッション
  • 海外で研究・調査をする「グローバル研修」が必修
    ⇒ 在学中に必ず海外体験
  • 「イノベーション創成基盤科目」(理系基礎科目)は外国人教員により、英語で実施
    ⇒ 日本に居ながら、英語環境で研究
  • 充実したキャリア開発・女性リーダー育成科目群
    ⇒ 企業やグローバルNGOの女性幹部と連携して科目開発
  • 哲学、歴史、文化を英語で学ぶ「博士課程LA(リベラル・アーツ)」
    ⇒ グローバル社会で必要とされる教養を身につける
  • 修了者には「博士(理学グローバルリーダー)」などの学位を授与
    ⇒ 「理学」の部分は研究分野により、「工学」「学術」などに変わる
  • 産業界と連携した「出口戦略」
    ⇒ 研究機関だけではなく企業への就職も視野に入れたキャリアプランを支援
  • 希望者には、選考の上で奨励金(20万円程度/月)を支給
    (奨励金支給対象者の選考は博士前期2月入試の合格発表以降に 実施する予定です)