6月12日よりグローバル理工学特別講義Ⅱ『国の政策と経済のグローバル化』を開講します。
この科目はグローバル理工学副専攻の履修科目になっていますが、博士前期・後期課程に所属し、関心のある学生であれば、どなたでも履修することができます。学部生の聴講も歓迎します。理系・文系は問いません。なお、講義は日本語で行われます。
主題と目標
政府の政策によって進展してきた経済のグローバル化がもたらした様々な課題(経済的格差、移民問題、自国第一主義、技術革新による社会変革など)を議論し、それらに内在する社会的価値観について理解を深めたいと思います。
学生へのメッセージ
経産省等での経験をもとに、政策実務の視点からグローバル化の意味を皆さんと議論したいと思います。
理系学生でも議論できるような内容にしたいと考えています。
講義概要
科目名 |
---|
グローバル理工学特別講義Ⅱ [19S1032] |
単位数 |
1.0単位 |
担当教員 |
三浦 裕幸 (お茶の水女子大学プロジェクト教育研究院特任教授) |
対象 |
博士前期・後期課程 学部生も聴講できます。理系・文系は問いません。 |
場所 |
人間文化研究科棟408室 |
日時 |
【2学期】 水曜7~8限(15:00-16:30) 6月12日、19日、26日 7月03日、10日、17日、24日、31日 |
授業計画 |
〇貿易のグローバル化:二国間関係から多国間関係へ進む世界。国家の関係を考える。 〇金融のグローバル化:IMF・世銀主導から民間資金主導へ。市場経済・自由主義を考える。 〇国家とグローバル化:EUやTPPなどの拡大とそこからの離脱。主権の意味を考える。 〇企業とグローバル化:多国籍企業の社会的責任とSDGs。企業の可能性と国家の限界を考える。 〇技術政策と社会変革:技術政策の意義。AIやロボットを活用したスマート社会を考える。 |
時間外学習 |
最近ニュースとなっている、米国第一主義、英国のEU離脱問題、日本の外国人労働者受け入れ拡大、Society5.0などについて、予め考えてきてください。 |
教科書・参考文献 |
必要に応じてレジュメを配布します。 |
履修登録
履修登録期間: 4月9日(火)~ 4月22日(月)
上記登録期間内に登録ができなかった場合は、学生センター棟1階学務課にご相談ください。
※学部生の聴講については、リーディング大学院推進センターにご連絡ください。
お問合せ
お茶の水女子大学 リーディング大学院推進センター
Tel: 03-5978-5775
E-mail: