Water Treatmentチームが第11回EWWMC(イギリス)で口頭発表を行いました 

2017年10月3日と4日に、イギリスのリーズ(Leeds)にある王立武具博物館(The Royal Armouries)で行われた第11回European Waste Water Management Conferenceで、PBTSのWater Treatmentチーム(履修生:川口奈奈美、西田かおり SC教員:Gary Richards、Edward Foley)が口頭発表を行いました。

発表タイトル:
Improvement of oil-contaminated wastewater treatment using enzymes
Kawaguchi, N., Nishida, K., Yoshimura, K., Richards, G., and Foley, E., Ochanomizu University, Japan

発表者の一人、履修生の川口奈奈美さんに、発表の様子などを報告してもらいました。

(川口さんの報告)
イギリス・リーズで開催された国際学会11th European Waste Water Management Conferenceに参加し、PBTSで取り組んできた研究成果について口頭発表を行いました。食品工場排水に含まれる油脂を処理する方法に関する実験結果を報告し、発表後には複数の方から質問やアドバイスをいただくことができました。今回の国際学会は企業からの参加者が多く、私たちのように研究室スケールの実験データを中心とした発表は少数でしたが、PBTSで取り組んできた研究について海外の企業や大学の専門家に知っていただき、興味を持ってもらえたことは大変嬉しく、意義のあることだと感じました。他の発表や企業の出展ブースでは、工場スケールの実践例など、より実用化に近い段階の取り組みについて学ぶことができました。専門外の研究分野で協力して実験を進め、国際学会で発表するという大きな経験ができたことに心から感謝しています。今後も挑戦する気持ちを忘れず、残りのチーム研究や将来の活動に取り組んでいきたいと思います。