ページの本文です。
社会が大きく変化する中、私たちは経済発展だけでなく、多種多様な社会の要請に応えることが求められています。そのためには、工学に加えて文化や社会の知を融合し、多角的な視点から新たな価値を生み出すことが重要です。とりわけ、モノづくりや技術創造の分野では、多様な人材の参画が不可欠であり、工学分野におけるジェンダーギャップの解消・専門性を備えた女性人材の育成は喫緊の課題となっています。
こうした背景のもと、お茶の水女子大学は2024年度に文化・社会の知と工学を協働させる共創工学部を設立し、安全・安心・快適な社会を支える技術と文化の創造を目指してきました。大学院博士前期課程「共創工学専攻」は、この理念を継承し、さらに高度な専門性と実践力、リーダーシップを備えた専門家を育成するための高度な実践的教育プログラムを実施します。
本学の大学院には「生活のための工学」の理念のもと、共創のための手法を培ってきた生活工学共同専攻がありますが、この理念と手法を継承しつつ、ここに比較社会文化学専攻とジェンダー社会科学専攻で培われてきた人文学・社会科学分野の共創のための手法を導入します。加えてデータサイエンスなどを含む情報工学分野と協働し工学領域の拡大を図ります。こうして大学院 博士前期課程「共創工学専攻」において、共創工学の理念のもと高度な実践的教育プログラムを実施します。さらに令和10( 2028)年度に博士後期課程の設置も視野に入れています。