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専攻概要(博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻)

2021年4月10日更新

特色

ジェンダー視点を手がかりとして、既成の学問体系とその所産を反省的に見直し、女性・家族・地域・国家などにかかわる諸現象をグローバルな視野のもとで学際的に解明する分析力、生活の場で直面する具体的課題から出発してその解決に向けて提案する実践力の涵養を目指します。

そのために以下のような3つの科目群が用意されています。

カリキュラムの構成

*ジェンダー研究科目群=ジェンダー研究の基礎から最先端までをカバーする多彩な科目群。ジェンダー論を集中的に学び、社会や文化の諸問題に対する批判的な思考力を磨くことを目指します。さらに、より高度なジェンダー研究へと進む経路ともなります。

*専門科目群=地理学、人類学、地域研究、開発学、法学、政治学、経済学、社会学などの各学問分野における専門的科目群。個別ディシプリンを基礎から発展のレベルまで体系的に修得するためのカリキュラムです。

*学際方法論科目群=視野を広げ、方法論を磨く科目群。分野の異なる複数教員による学際共同演習や調査法(量的、質的、フィールドワーク等)に関するコースワークなどを提供します。研究を進める前提として、広角の視野と厳密な方法を身につけてもらうことが目的です。

この3つの科目群から、各自のテーマ等に応じて様々なパターンで科目選択ができます。また、国内外のジェンダー研究の拠点や海外協定校、UNDPなど国際機関とも連携して多彩なカリキュラムを提供します。本学出身者はもちろん、多くの留学生・他大学出身者・社会人院生が切磋琢磨して学んでいる専攻です。

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