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2023年3月8日更新
情報科学の基礎から応用までの幅広い分野が、互いに連携しつつ研究を行うことで、高度情報化社会で要求される情報科学的な理論と応用を明らかにする。すなわち、次世代情報科学に必要な数理科学手法、現代情報科学の基礎となる計算機科学手法とその応用、自然・生命現象、生活科学などから生まれる様々な情報の利用・解析手法を研究する。これに共感する人達を経歴を問わず広く受け入れている。
担当教員 | 研究分野(主な授業科目) |
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浅井健一 教授 研究室HomePage |
プログラミング言語(計算機言語特論) 関数型言語に軸足をおいて、プログラミング言語の基礎理論を研究しています。 どうすれば無駄なくプログラムを実行できるか、楽にプログラムを作れるようになるか、 プログラムの誤りを減らせるか。対象をよく理解しその本質をとらえると、 自然と物事は簡単なものの組み合わせになってきます。 その構造に数学的なアプローチを使って厳密に迫ります。 |
浅本紀子 教授 研究室HomePage |
離散数学・文書処理系(数式処理特論) 自然や社会の現象の解析において計算機を使ったアプローチを行っています。 一例として、数式処理系の現象理解への応用や、 知識獲得の過程における計算機による支援を研究しています。 また教育現場、とくに遠隔教育での計算機やネットワークによる支援を研究しています。 |
伊藤貴之 教授 研究室HomePage |
情報可視化・マルチメディア (ビジュアルコンピューティング特論・メディアコンピューティング特論) ユーザインタフェースなどを活用して情報を表示する「可視化」という方法により、 社会に貢献することを目標とした研究に携わっています。 例えば電力、製薬、医療、生命情報、セキュリティ、といった分野の可視化に関わっています。 また、マルチメディア技術(映像や音楽など)を操作するために可視化を利用する研究にも取り組んでいます。 |
小口正人 教授 研究室HomePage |
ネットワークコンピューティング・ミドルウェア(コンピュータネットワーク特論・分散処理特論) インターネットに代表されるコンピュータネットワークは、 あらゆるコンピュータ利用において必要不可欠な存在であり、重要な社会基盤となっています。 さらにその性能は驚異的なペースで上昇し続け、進化し続けています。 そのようなネットワークを高度に利用したデータ処理や、 情報提供、ユーザコミュニケーションなどを支援するための仕組みについて研究しています。 |
小林一郎 教授 研究室HomePage |
知能情報処理(言語情報処理特論) コンピュータが知的な処理を行うことや私たちが話している言葉を理解できる技術について研究しています。 将来、ロボットなどが私たちの日常生活の中で働くためにはロボットとコミュニケーションができる必要があります。 そのようなことを実現することを目標とした研究に携わっています。 |
戸次大介 教授 研究室HomePage |
数理言語学・理論言語学(数理科学特論) 自然言語の法則(主に統語構造と意味)について、数理論理学的な理論の構築と、言語現象の観察・一般化の、両極から研究しています。自然言語が不思議なのは、誰もが日常的に使いこなしているにも関わらず、誰もそのシステムを明示的に説明することができない、という点であり、その解明には、人間が世界をどう観ているか、という哲学的問題も深く関係しています。 |
吉田裕亮 教授 研究室HomePage |
応用解析学・作用素環論(情報解析学特論) 現在の私の専門はちょっと耳慣れない言葉ですが、非可換確率論です。(少し変わった確率論と思ってください)卒業研究ではノイズを含むデータから、真に有益な情報を取り出すための手法である統計的データ解析とその応用に関する研究を行っています。 |
五十嵐悠紀 准教授 研究室HomePage |
ヒューマンインタフェース(ヒューマンインタフェース特論) 人間とコンピュータの対話手段であるHCI技術について、生活空間で誰もが利用可能な未来のコンピュータのあり方を研究しています。 また、グラフィックス表現を用いた初心者のための支援技術についても研究しています。 |
粕川正充 准教授 研究室HomePage |
コンピュータアーキテクチャ(コンピュータアーキテクチャ特論) キーボード、マウスなどの入力機器の研究、また認証やステガノグラフィなどのセキュリティの研究をやっています。様々な測定器や工作機械などに囲まれて日々を送っています。 |
工藤和恵 准教授 研究室HomePage |
量子ソフトウェア・統計物理学(数値解析特論) 量子ソフトウェアは、量子コンピュータおよびそれに着想を得た新しいタイプのコンピュータを利用する計算手法やアプリケーションを研究する分野です。例えば、量子情報技術を利用して身近な最適化問題を高速に解いたり、AIの基盤技術である機械学習に適用したりといった問題に取り組んでいます。 |
Hieu Hanh Le 准教授 研究室HomePage |
データベース・データ工学(データベース特論) 多種多様な大量データを確実に蓄積し、その中から必要な情報を抽出し、有効・有用に活用する技術が強く要求されている。そこで、情報蓄積技術と検索技術を中心に、実際に役立つ手法の研究を行っています。例えば、消費電力と性能を考慮した高信頼なパワープロポーショナル・ストレージシステム、データベースシステムの性能向上、電子カルテの解析による医療行為推薦等の研究を取り組んでいます。 |
オベル加藤ナタナエル 講師 研究室HomePage |
分子プログラミング・進化的最適化 分子プログラミングという分野では、電子回路ではなく、分子特有の計算様式を利用してプログラミングを作る。 データは分子濃度で表し、計算は化学反応で行う。分子プログラミングシステムをデザインすることは困難であるため、CADツール・進化的アルゴリズムといったデザイン方法を研究する。 |
神山翼 講師 研究室HomePage |
気象学・物理気候学・大気海洋データ解析(数理気象学特論・気象情報解析特論) 半径およそ6,000kmの回転球体に引き寄せられた空気や海水に太陽の光を当てると,豪雨・台風・エルニーニョなどの豊かな自然現象を生むのはなぜでしょうか。この問いに対し,物理数学・データ解析・シミュレーション等を利用して人類の理解を前進させ,その感動を世界にシェアするために英語論文を書くのが私たちの仕事です。また,地球温暖化や異常気象などの社会問題に,情報科学的視座から判断材料を与えることも目指します。 |
長尾篤樹 講師 研究室HomePage |
離散アルゴリズム・計算量理論 コンピュータがある問題を解く際に計算時間やメモリを如何に少なくできるかという課題は 計算機科学の発展と切っても切れない関係です。 現実的な計算時間で解けることの知られていない問題に対して、 より効率的なアルゴリズムや近似的・確率的なアルゴリズムを提案することが一つのアプローチとなります。 「これ以上効率的なアルゴリズムは存在しない」事を示すというアプローチも存在します。 |
担当教員 | 研究分野(主な授業科目) |
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瀬々潤 准教授 ※平成27年10月に産業総合研究所に異動 |
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萩田真理子 教授 ※平成23年度まで情報科学科、現在数学科教授 |
組合せ論・暗号理論(離散構造論) 離散数学と代数学の情報科学への応用研究を行う. 組合せ構造の存在性の研究、彩色問題を中心としたグラフ理論研究、 疑似乱数の配置問題、暗号アルゴリズムの構成と評価を行っている。 |
渡辺知恵美 講師 ※平成25年5月に筑波大学に異動 |
データベースシステム(情報構造解析論) 研究テーマまたは研究分野:データベースシステム WebDB,セキュリティ,マルチメディア,時空間データベース, 対話的検索の体系化等,近年の多様化するシステム及びコンテンツに 対応した新たなデータベースシステムについての研究を行っている。 |
斎藤豪 准教授 ※平成28年4月に東京工業大学に異動 |
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郡宏 准教授 ※2018年9月に東京大学に異動 |
複雑系科学(数理生命科学論) 生命活動や生命機能について数学的に研究しています。 (確率)微分方程式、線形代数、グラフ理論が主な道具です。 |
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