グローバル理工学特別講義Ⅶ「産業界のリーダーとして考えるべきワークとライフの課題」 2018年11月28日開講(後期集中) 

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ポスター11月28日よりグローバル理工学特別講義Ⅶ『産業界のリーダーとして考えるべきワークとライフの課題』を集中講義で開講します。職業人としての活動(ワーク)と家庭人としての活動(ライフ)をどのように両立させていくか、産業界などで積極的に発信されている方々をお招きして、その課題について考えます。
 
この科目はグローバル理工学副専攻の履修科目になっていますが、博士前期・後期課程に所属し、関心のある学生であれば、どなたでも履修することができます。学部生の聴講も歓迎します。理系・文系は問いません。なお、講義は日本語で行われます。

主題と目標

実社会での生活は職業人としての活動と家庭人としての活動の両立が必要です。しかしながら、そのための仕組みは必ずしも充分とは言えません。そこで、産業界などでワークとライフの問題について積極的に発信している方々を招き、さまざまなライフステージごとの課題について考えます。あわせて産業界などにおいて、研究バックグラウンドを活用できる多様なキャリアパスがあることを理解します。

学生へのメッセージ

キャリアを進んでいくには、生活基盤としてのライフの問題が無視できません。また、ワークの問題としては就いているポストが負っている責任があります。ポストの責任は、部下や同僚のワークとライフへの責任だけではなく、産業界や社会などに広く存在する様々なステークホルダーのライフの問題にも影響があります。ワークの問題はライフの問題と表裏一体です。ライフとワークの問題に発言している方々から、直接に多様な課題を吸収するチャンスとしてください。

講義概要

科目名
グローバル理工学特別講義Ⅶ [18S1037]
単位数
1.0単位
担当教員
藤吉 隆雄 (お茶の水女子大学 非常勤講師)
博士前期・後期課程
学部生も聴講できます。理系・文系は問いません。
場所
人間文化研究科棟408室
日時
水曜7~8限(15:00-16:30)
2018年
 11月28日
 12月5日、12日、19日、26日
2019年
 1月9日、16日、23日
受講条件・その他注意
学会発表などの理由で欠席した場合の小レポートは、当該回のゲスト講師の活動を自主的に調査することが求められる(小レポートに欠席した旨と欠席理由を明記する)。
授業計画
~産業界のリーダーとして考えるべきワークとライフの課題~

  1. ガイダンス~講義の構成と評価について~(11/28)
    藤吉隆雄(国立情報学研究所)
  2. 大学経営・研究推進・産学連携を両立する~研究バックグラウンドを活かす仕事~(12/05)
    天野麻穂(北海道大学 URA ステーション/お茶の水女子大学理学部化学科卒)
  3. 組織の責任を担う(12/12)
    川合眞紀(分子科学研究所所長/日本化学会会長)
  4. 結婚という制度~働き方改革と選択的夫婦別姓訴訟~(12/19)
    青野慶久(サイボウズ 代表取締役)
  5. 介護する人を助ける社会~健康面からサポートを考える~(12/26)
    堀容子(一般社団法人ハッピーネット代表/元名古屋大学教授)
  6. 多様なライフスタイルで生じる介護問題~介護から見る持続可能な社会システムとは~(01/9)
    松浦晋也(科学技術ジャーナリスト)
  7. デジタル時代と並走する~未知の技術が生み出す仕事~(01/16)
    占部雅一(株式会社ドーモ代表取締役/デジタルハリウッド大学教授・同横浜スタジオ代表)
  8. 出産・育児はジャンピングボード~人生 100 年時代のライフとワークのイメージトレーニング(01/23)
    荒川悦子(株式会社ベネッセコーポレーション 両立応援マガジン『bizmom』編集長)

※ガイダンス以外のゲスト講義の順番等は変更がありえる。

時間外学習
各ゲスト講師の活動の詳細や他の活動主体による同様な活動などをウェブなどで確認し、講義次回までにA4で1枚程度の小レポートをメール提出する(最終回分は講義内のワーク結果を講義終了後に提出する)。
教科書・参考文献
特に事前には指定しませんが、各講師の先生が参考文献を講義中に紹介する可能性があります。

履修登録

履修登録期間: 10月 1日(月)~ 10月13日(土)
上記登録期間内に登録ができなかった場合は、学生センター棟1階学務課にご相談ください。

お問合せ

お茶の水女子大学 リーディング大学院推進センター
Tel: 03-5978-5775 
E-mail: