次世代のグローバルリーダーを育成するためのコースワークである博士課程リベラルアーツ科目から、Essential History for Global Leadersを開講します。
講師は、グローバル・コミュニケーションズのエキスパートである西浦みどり客員教授です。
この授業は、グローバル理工学副専攻の履修科目になっていますが、博士前期・後期課程に所属する学生はどなたでも履修することができますので、グローバル力の強化を目指している方には受講をお勧めします。なお、講義は英語で行われます。
本講座の趣旨
世界及び日本の近代歴史を軸に考えながら、今日の複雑化された国際社会の中で、日本の改革・発展のためにどうするかを考える。同時に、混沌とする世界の中で、健全な競争力を発揮しながら、どのように貢献ができるかをも考える。
専門分野に没頭してしまいがちの博士課程の学生たちに、専門外のところで社会観や様々な考え方を持つ大切さを説く。また、将来、国際会議、学会などで、発信力、コミュニケーション力に長けた発表、交流ができるように、国際教養とは何かを教える。
講義概要
科目名 | Essential History for Global Leaders [14S1015] | ||||||||||||||
講師 | 西浦 みどり (お茶の水女子大学客員教授) | ||||||||||||||
テーマ | In the eyes of beholder? | ||||||||||||||
対象 | 博士前期・後期課程 | ||||||||||||||
場所 | 人間文化創成科学研究科 全学共用研究棟 607 | ||||||||||||||
開講日時 |
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内容 |
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講義のチラシはこちらからご覧になれます。
履修登録
現在、Webによる履修登録ができないため、学生センター棟・教務チームにて「履修登録手続き」(紙ベース)を行ってください。
履修登録期間: 5月19日 ~ 6月 9日
お問合せ
お茶の水女子大学 リーディング大学院推進センター
Tel: 03-5978-5775
E-mail:
受講学生の感想
– 楽しかったこと
歴史というと暗記というイメージがありましたが、もっとダイナミックにとらえるのだなと思い、歴史をみる視点が変わりました。また、授業を担当されていた西浦先生は、教養の深さに加えてユーモアのある方でしたので、毎回先生のお話を聞くことはとても楽しかったです。
– 自分が知らなかったことで学んだこと
授業の中では本当に多くのことを学びましたが、その中でも「歴史を学ぶ際にはまずは歴史家を知る」という言葉が印象的でした。どの学問にも通じることということで、今後の研究活動にも生きてくる言葉だと考えております。
– 英語に対する考え方や自分なりの変化があったか、あった場合どのように
これまで、正しい英語で話さなくてはと思うと、なかなか話すことができなかったのですが、授業では、自分の意見を求められたときは、間違いを恐れずにとにかく話してみようという先生の言葉から、たどたどしい英語でも伝えようという気持ちが大事なのだとわかりました。
– 授業の魅力を一言で
歴史をただ学ぶということとは全く異なり、歴史の背景や人の思考の動きを考える機会が多く、考え方や生活が豊かになる講義でした。英語での講義は大変でしたが、受講して良かったと思っております。