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比較日本学研究センターは、2006年12月9日、本学において、フ
ランス、クレルモン・フェランのブレーズ・パスカル大学哲学科、哲学・合理性研究センター(Centre Philosophies et
Rationalites PHIER)と共同で、「哲学、倫理、宗教思想 −日本とフランス:交差する視点- U」というテーマのもと、第2回国際シン
ポジウムを行います。
これは、本年3月29日、フランス、クレルモンフェランにて、「哲学、倫理、宗教思想 −日本とフランス :交差する視点-」というテーマのもとで、同
大、同研究所と共同で開催した、第1回国際シンポジウムをさらに、発展させることを目的としています。
クレルモン・フェラン人間科学研究所にある「哲学・合理性」研究センターは、哲学科の組織する「哲学・認識論」修士課程の受け入れチームであり、最先端
の哲学と哲学史を全体的に捉えようとする比較研究の精神のもと、認識・科学哲学、論理・言語哲学、体系史および実践的合理性といった分野での研究プログラ
ムの発展を目的としています。
この日仏シンポジウムにおいては、各発表者の専門をもとに、日本あるいは極東思想・宗教の特徴の一端を、比較的な見地から解明しうるテーマから取り組ん
でいきます。また、西洋哲学・西洋思想に関するセッションは、お茶の水大学女子大学の大学院生、若手研究者や教員にとって、現在行っている研究を紹介し、
フランス人研究者との実りある交流を築いていくきっかけとなるでしょう。
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