お茶の水女子大学
日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成
講演会報告一覧
比較日本学教育研究センター
大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」 主催

平成20年度　第３回公開講演会・シンポジウム・研究会
　◇　公 開 講 演 会　◇
日　時 2008年（平成20年）12月6日（土）　13:00～14:30
会　場 大学本館306大講義室
テーマ 南蛮屏風をよむ
講演者 坂本　満 氏　（お茶の水女子大学名誉教授・美術史）
　◇　シ ン ポ ジ ウ ム　◇
日　時 2008年（平成20年）12月6日（土）　14:40～17:00
会　場 大学本館306大講義室
テーマ 「いま、なぜ『民具』研究か」
参加者 パネリスト　：　　加藤隆志氏 　（相模原市立博物館）
　　　　　　　 　　石垣　 悟氏 　（文化庁）
　　　　　　　 　　岡本信也氏 　（野外活動研究会代表）
コメンテーター：　小島孝夫氏 　（成城大学）
　　　　　　　　 　印南敏秀氏 　（愛知大学）
司　　　　会 ： 　鈴木通大氏 　（神奈川県立歴史博物館）
　◆　研 究 会　（第１会場）　◆
日　時 2008年（平成20年）12月7日（日）　09:30～15:50
会　場 大学本館209第６講義室
テーマ 自由発表
参加者 09:30～10:00　　板井英伸 （沖縄）　　「奄美・沖縄の『和船』」
10:05～10:35　　荻野裕子 （奈良）　　「焼津カツオ漁師の奉納物」
10:40～11:10　　樫村賢二 （鳥取）　　「鳥取西部の綿栽培用具」
11:15～11:45　　米村　創 （東京）　　　「シナ布の生産・流通と利用にみる民俗文化」
13:00～13:30　　芝崎浩平 （神奈川）　「鉄製民具保存修復の考え方」
13:35～14:05　　神野善治 （神奈川）　「いわゆる香時計について―時の民具を探る―」
14:10～14:40　　内藤大海 （東京）　　「王禎農書唐箕絵図の解読―開放型先行説批判―」
14:45～15:15　　渡辺一弘 （東京）　　「千人針に見られる俗信の変化について」
15:20～15:50　　坪郷英彦 （東京）　　「八王子まつり山車はどのように認識されているか」
　◆　研 究 会　（第２会場）　◆
日　時 2008年（平成20年）12月7日（日）　09:30～11:45
会　場 大学本館212第７講義室
テーマ 課題発表「紙」
参加者 09:30～10:00　　粟国恭子 （沖縄）　　「沖縄の紙文化のあり様」
10:05～10:35　　北村春香 （東京）　　「日常の紙布―農山村で作られた紙の着物―」
10:40～11:10　　加藤紫識 （東京）　　「包装紙にみる情報と民俗」
11:15～11:45　　宮本八惠子 （埼玉）
　　　　　　　　　　「チラシ・DM等の資料化―一過性のメディア資料を研究資料化するための一考察―」

【　備　　　考　】

学部生、大学院生、どなたでも参加できます。
日本民具学会と同時開催です。
会費は無料です。


【問い合わせ先】　

生活科学部　生活文化学講座　宮内研究室　
Tel/Fax ： 03-5978-5797
E‐mail ： miyauchi.takahisa@ocha.ac.jp

大学院教育改革支援プログラム
「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」事務局
（JCS推進室）
Tel ： 03-5978-5504
Fax ： 03-5978-5508
E-mail ： gsgp-jcs@cc.ocha.ac.jp
　12月6日（土）・7日（日）に日本民具学会と共催して公開講演会・公開シンポジウム・研究発表会を開催しました。両日とも120人の参加者を迎えました。
　公開講演会では、本学名誉教授の坂本満先生から「南蛮屏風をよむ」というテーマでご講演いただきました。西洋人が日本人をどのように描いたか、あるいはその逆で日本人が西洋人をどのように描いたかという、異文化交流におけるエキゾチズムというたいへん興味深い話でした。
　公開シンポジウムでは、「いまなぜ『民具』研究か」をテーマにして文化財行政の中心的役割を果たしている文化庁、文化財保護の最前線である博物館、在野の研究者をパネリストにして今後の民具研究の展望、文化財行政と保護のあり方について熱心に議論されました。

12月６日（土）　【シンポジウム】


12月６日（土）　【シンポジウム２】


12月７日（日）　【研究会・課題発表「紙」】


12月７日（日）　【研究会・自由発表】


【文責　宮内貴久】
（2008/12/15up）