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情報科学は進展の速い分野である。このような分野で世界の先端を走る研究者、高度専門職業人、情報科学の次世代を語れる教育者等を養成するため、情報の基礎理論から応用技術まで幅広い分野の研究、教育を行う。この目標に沿って、情報科学、数理科学に対する基礎的な学力、英語で書かれた文献の読み書きができる素養を持ち、強い意欲を持つ者を広く受け入れる。
計算機言語特論・演習、言語意味論・演習、言語情報処理特論・演習、言語メディア特論・演習、データベースシステム特論・演習、コンピュータネットワーク特論・演習、分散処理特論・演習、コンピュータアーキテクチャ特論・演習、科学情報システム特論・演習、数値流体力学特論・演習、シミュレーション科学特論・演習、生命情報科学特論・演習、バイオデータマイニング特論・演習、ビジュアルコンピューティング特論・演習、メディアコンピューティング特論・演習、ヒューマンインタフェース特論・演習、人間機械系特論・演習、離散数学特論・演習、応用代数学特論・演習、数理科学特論・演習、数値解析特論・演習、応用幾何学特論・演習、応用解析学特論・演習、情報解析学特論・演習、情報構造特論・演習、応用数学特論・演習、数理情報学特論・演習、数式処理特論・演習、情報科学基礎演習、応用数理基礎演習、特別研究、理学総論、応用ケミカルバイオロジー特論・演習、総合バイオインフォマティクス特論・演習
(補足)
修士研究の要旨は、以下のページにPDF形式で掲載されています。
お茶の水女子大学情報科学領域・コース・学科の博論・修論・卒論発表会
※ このページの最下部に過去の博論・修論・卒論発表会へのリンクがあります。
担当教員 | 研究分野(主な授業科目) |
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浅本紀子 教授 研究室HomePage |
離散数学・文書処理系(数式処理特論) 自然や社会の現象の解析において計算機を使ったアプローチを行っています。 一例として、数式処理系の現象理解への応用や、 知識獲得の過程における計算機による支援を研究しています。 また教育現場、とくに遠隔教育での計算機やネットワークによる支援を研究しています。 |
伊藤貴之 教授 研究室HomePage |
情報可視化・マルチメディア (ビジュアルコンピューティング特論・メディアコンピューティング特論) ユーザインタフェースなどを活用して情報を表示する「可視化」という方法により、 社会に貢献することを目標とした研究に携わっています。 例えば電力、製薬、医療、生命情報、セキュリティ、といった分野の可視化に関わっています。 また、マルチメディア技術(映像や音楽など)を操作するために可視化を利用する研究にも取り組んでいます。 |
小口正人 教授 研究室HomePage |
ネットワークコンピューティング・ミドルウェア (コンピュータネットワーク特論) インターネットに代表されるコンピュータネットワークは、 あらゆるコンピュータ利用において必要不可欠な存在であり、重要な社会基盤となっています。 さらにその性能は驚異的なペースで上昇し続け、進化し続けています。 そのようなネットワークを高度に利用したデータ処理や、 情報提供、ユーザコミュニケーションなどを支援するための仕組みについて研究しています。 |
河村哲也 教授 研究室HomePage |
数値流体力学・数値シミュレーション (シミュレーション科学特論) 近年のコンピュータの長足の進歩により、数値シミュレーションは、理論と実験に並ぶ第3の研究方法として限りない可能性を我々にもたらしています。当研究室では、理学・工学に現われる諸問題に対し、数値シミュレーションを用いた解析を行っています。特に、現在は環境問題が切実になってきているため、数値シミュレーションの環境科学や生活科学への応用に関心をもって研究や教育を行っています。 |
小林一郎 教授 研究室HomePage |
知能情報処理(言語情報処理特論) コンピュータが知的な処理を行うことや私たちが話している言葉を理解できる技術について研究しています。 将来、ロボットなどが私たちの日常生活の中で働くためにはロボットとコミュニケーションができる必要があります。 そのようなことを実現することを目標とした研究に携わっています。 |
椎尾一郎 教授 研究室HomePage |
ヒューマンインタフェース(人間機械系特論) |
吉田裕亮 教授 研究室HomePage |
応用解析学・作用素環論(情報解析学特論) 現在の私の専門はちょっと耳慣れない言葉ですが、非可換確率論です。(少し変わった確率論と思ってください)卒業研究ではノイズを含むデータから、真に有益な情報を取り出すための手法である統計的データ解析とその応用に関する研究を行っています。 |
淺井健一 准教授 研究室HomePage |
プログラミング言語(計算機言語特論) 関数型言語に軸足をおいて、プログラミング言語の基礎理論を研究しています。 どうすれば無駄なくプログラムを実行できるか、楽にプログラムを作れるようになるか、 プログラムの誤りを減らせるか。対象をよく理解しその本質をとらえると、 自然と物事は簡単なものの組み合わせになってきます。 その構造に数学的なアプローチを使って厳密に迫ります。 |
粕川正充 准教授 研究室HomePage |
コンピュータアーキテクチャ(コンピュータアーキテクチャ特論) キーボード、マウスなどの入力機器の研究、また認証やステガノグラフィなどのセキュリティの研究をやっています。様々な測定器や工作機械などに囲まれて日々を送っています。 |
工藤和恵 准教授 研究室HomePage |
数値計算・統計力学(数値解析特論) ミクロなものがたくさん集まったときに、マクロな集団としてどのような性質や現象を示すのか?それが統計力学のテーマです。例えば磁石や高分子などの身近なものも、研究対象です。その基礎となる問題を、主に数値計算を用いて研究しています。 |
戸次大介 准教授 研究室HomePage |
数理言語学・理論言語学(数理科学特論) 自然言語の法則(主に統語構造と意味)について、数理論理学的な理論の構築と、言語現象の観察・一般化の、両極から研究しています。自然言語が不思議なのは、誰もが日常的に使いこなしているにも関わらず、誰もそのシステムを明示的に説明することができない、という点であり、その解明には、人間が世界をどう観ているか、という哲学的問題も深く関係しています。 |
オベル加藤ナタナエル 助教 研究室HomePage |
分子プログラミング・進化的最適化(バイオインフォマティクス特論) 分子プログラミングという分野では、電子回路ではなく、分子特有の計算様式を利用してプログラミングを作る。 データは分子濃度で表し、計算は化学反応で行う。分子プログラミングシステムをデザインすることは困難であるため、CADツール・進化的アルゴリズムといったデザイン方法を研究する。 |
長尾篤樹 助教 研究室HomePage |
離散アルゴリズム・計算量理論 コンピュータがある問題を解く際に計算時間やメモリを如何に少なくできるかという課題は 計算機科学の発展と切っても切れない関係です。 現実的な計算時間で解けることの知られていない問題に対して、 より効率的なアルゴリズムや近似的・確率的なアルゴリズムを提案することが一つのアプローチとなります。 「これ以上効率的なアルゴリズムは存在しない」事を示すというアプローチも存在します。 |
神山翼 助教 研究室HomePage |
気象学・物理気候学・大気海洋データ解析 半径およそ6,000kmの回転球体に引き寄せられた空気や海水に太陽の光を当てると,豪雨・台風・エルニーニョなどの豊かな自然現象を生むのはなぜでしょうか。この問いに対し,物理数学・データ解析・シミュレーション等を利用して人類の理解を前進させ,その感動を世界にシェアするために英語論文を書くのが私たちの仕事です。また,地球温暖化や異常気象などの社会問題に,情報科学的視座から判断材料を与えることも目指します。 |
担当教員 | 研究分野(主な授業科目) |
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瀬々潤 准教授 |
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萩田真理子 准教授 (補足)2011年度まで情報科学科、 現在数学科教授 |
組合せ論・暗号理論 数えることが大好きで, 組み合わせ論の研究をしています。これまで研究してきたことが実際にどこかで使われるようになったら素敵だなと思ってアルゴリズムも勉強中です。現在は, 暗号理論, 擬似乱数の配置問題, 符号の存在性など, 情報科学に現れる組み合わせ論の問題に取り組んでいます。 |
渡辺知恵美 講師 (補足)2013年5月に筑波大学に異動 |
データベースシステム データの格納庫である「データベース管理システム」の基礎技術とその応用が専門です。現在、ネットワークやデータの形態が多様化するなか、世界中に大量にあふれるデータをどのように整理し、格納し、管理し、検索する方法について日々研究しています。現在データベースセキュリティ、Web からの知識発見、探索的検索に取り組んでいます。 |
斎藤豪 准教授 (補足)2016年4月に東京工業大学に異動 |
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郡宏 准教授 ※2018年9月に東京大学に異動 |
ダイナミクスの科学 生命活動や天気の移り変わりなど、世の中は不思議な現象(ダイナミクス)で満ちあふれています。 ダイナミクスを理解、予測、制御するために微分方程式がいたるところで使われています。 当研究室では、ダイナミカルな現象を微分方程式で書き表し、その理論的解析や計算機シミュレーションを通して、世の中の不思議を読み解いていきます。 特に、体内時計や歩行などのリズミカルな生命活動に興味があります。 |