PBTS 先端機器研究室ローテーション2015

2015年3月11日(水)
新履修生を対象にPBTS用先端機器の説明が担当教員よりありました。
機器を初めて見る学生、また学部とは違う機器に触れる学生も、全員、熱心にメモを取りながら説明を受けました。
これらの装置は、今後、PBTS研究やグローバル理工学演習で利用されます。

解析用サーバー

担当:郡 宏 准教授(情報科学)
場所 : 理学部3号館501
大学の一角にあるサーバー室(情報科学科の研究室にある)に、様々な解析サーバーが設置されています。
サーバーの役割やシステム設計について、レクチャーを受けました。

解析用サーバー

解析用サーバー

解析用サーバーに関する説明

解析用サーバーに関する説明

共焦点レーザースキャン顕微鏡

担当:宮本 泰則 准教授(生物)
場所:理学部2号館405
試料を点ごとに、または一度に複数の点をスキャンしピクセル情報を集め1つの像にする事が可能。
焦点位置のみの鮮明な画像が得られ、また試料に触れずに測定できるため生物学や医療分野で活用されています。

共焦点 レーザースキャン顕微鏡

共焦点 レーザースキャン顕微鏡

共焦点 レーザースキャン顕微鏡の体験

実際に顕微鏡を使用

蛍光顕微鏡システム

機器名:蛍光顕微鏡システム
担当:石川 朋子 特任准教授(食品栄養)
場所:総合研究棟 2-202
観察したい細胞の核やDNA、ミトコンドリアなどを蛍光染色し、透過光、及び赤、青、緑の光をそれぞれ照射することで、目的の物質の発光を観察、データとして保存します。共焦点顕微鏡と比べると、より簡易的、包括的に培養細胞等の蛍光発色を観察できます。

蛍光顕微鏡システム

蛍光顕微鏡システム

蛍光顕微鏡システムの解析

顕微鏡で見たものをデータ化

ヘリウム再凝縮装置一式

担当:古川はづき 教授(物理)
場所:理学部1号館101
古川研究室に並ぶ大型機械のうち、物性研究の実験に必要な機器の説明を受けました。物質にX線をあて、性質や構成を調べる装置(X線ラウエ装置)、物質の抵抗や比熱を測定する装置(物理測定装置)、物質の磁石の性質を調べる装置(磁気特性測定装置)。これらの装置はPBTS研究やグローバル理工学実習で利用されます。

X線ラウエ装置

X線ラウエ装置

磁化測定装置

磁化測定装置 MPMS

物理特性測定装置 PPMS

物理特性測定装置 PPMS

角度可変偏光変調赤外線反射吸収分光システム

担当:近藤 敏啓 教授(化学)
場所:理学部1号館-421
赤外光を照射することで、固体表面に乗っている分子の分子種やその割合、配向を調べることができます。生体材料や有機試料の分析も可能。

角度可変偏光変調赤外線反射吸収分光システム

角度可変偏光変調赤外線反射吸収分光システム

角度可変偏光変調赤外線反射吸収分光システムの説明

機器の操作方法の説明