グローバル理工学特別講義Ⅰ「技術を活用した企業経営入門」 2016年12月2日開講 

グローバル理工学特別講義Ⅰ12月2日よりグローバル理工学特別講義Ⅰ「技術を活用した企業経営入門」を開講いたします。
企業の経営戦略を理解するために必要な入門的知識を事例を交えつつ解説します!(※経営や技術に関する専門知識は不要です)
また、企業経営者や外部専門家によるゲスト講義(1月13日 鮫島正洋 弁護士/弁理士1月27日髙﨑 充弘 (株)エンジニア代表取締役社長)も行われます。

この科目はグローバル理工学副専攻の履修科目になっていますが、博士前期・後期課程に所属し、関心のある学生であれば、どなたでも履修することができます。学部生の聴講も歓迎します。理系・文系は問いません。なお、講義は日本語で行われます。
※ゲスト講義は、本講義の一環として実施しますが、本講義を履修していなくても、学生・教員等学内の方ならどなたでも参加いただけます。

本講座の趣旨

AI(人工知能)やIoT(Internet of Technology)の進展は第4次産業革命という産業の変革をもたらし、民間企業の経営戦略にも今後大きな変化が想定されます。そのような環境変化に対応する企業の経営戦略(事業・研究開発・知財等)を理解するために最低限必要となる知識の全体像を把握するとともに、今後MOT(Management of Technology)などを学ぶ上での入門編としての基礎知識を理解することを目指します。

学生へのメッセージ

民間企業の活動に興味のある者、及び民間企業への就職を考えている学生(学部生を含む。)に、是非受講して欲しいと思います。
理系・文系を問わず初学者向けとして、企業経営や特定の技術分野の専門知識がなくても、理解できるような講義を、経済官庁の経験を活かしつつ具体的な事例を交えて実施します。

講義概要

科目名 グローバル理工学特別講義Ⅰ [16S1031]
講師 松下 達也 (お茶の水女子大学 特任教授)
<講師プロフィール>
経済産業省・特許庁から出向中。同省庁で、経済産業政策、知的財産政策、環境・エネルギー政策、化学・航空機・流通業界担当等を経験。
テーマ 技術を活用した企業経営入門
対象 博士前期・後期課程
学部生も聴講できます。理系・文系は問いません。
日程 全7回 金曜日3・4時限
12月2日、9日、16日、1月6日、13日、20日、27日
場所 人間文化研究科棟 102号室
内容 第1回(講義の全体像~民間企業を理解するための第1歩~)
第2回(財務・金融の基礎~お金を通じて民間企業の活動を理解するために~)
第3回(知的財産の基礎~企業の知的財産戦略を知るために~)
第4回(国内外の経済ルール及び環境・エネルギー問題の基礎~経済記事を理解するために~)
第5回・第6回(民間企業の経営戦略の現場)*企業経営者や外部専門家によるゲスト講義(2回予定)

  • 2017年1月13日
    鮫島 正洋 弁護士/弁理士
    「下町ロケット」(池井戸潤氏が直木賞を受賞、
    TVドラマ化)の神谷弁護士のモデル
    鮫島正洋氏の講義
  • 2017年1月27日
    髙﨑 充弘 (株)エンジニア代表取締役社長
    大阪の町工場が生んだ大ヒット
    工具「ネジザウルス」の生みの親
    髙﨑充弘氏の講義



第7回(全体のまとめと今後の展望)
*第4回以降の講義の順番などは状況をみつつ変更されることがあります。

毎回関連資料を配布します。必要に応じ、事後の勉強のための参考文献を紹介予定。
※民間企業に関する新聞記事や雑誌に常に接するとともに、関心のある民間企業のHPなどを確認すると、講義への理解が深まります。

履修登録

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お問合せ

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お茶の水女子大学 リーディング大学院推進センター
Tel: 03-5978-5775
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