ページの本文です。

指導の方式

2022年12月1日更新

臨床面の指導と研究面の指導の双方を強化するため、臨床指導教員と研究指導教員の二重の指導体制を 取ります。一人の教員が臨床指導と研究指導の双方を兼ねて指導することが多いのですが、臨床指導の教員と研究指導の教員と異なることもあります。

研究指導の教員の決定は、研究テーマを前もって出して頂き、4月の入学式の後のオリエンテーション 時に教員側で行います。臨床指導の教員の決定は、同様に希望を出してもらい、やはり教員側で行います。

特定の教員に大勢が片寄らないように配慮しますので、希望通りになるとは限りません。その点はご承知おき下さい。教員の研究関心は互いに相当に重なっていますので、どの教員の指導であっても、困ることはありません。いわゆる研究室所属は、研究指導の教員の下になります。

臨床心理実習の一貫として、心理臨床相談センターの活動に加わることになります。基礎的知識技能を学んだ上で、十分な基礎ができたと判断されたところで、M1の9月以降にケースを担当することになります。このような学内実習の他に、学外実習も求められますので、フルタイムの職業を持ちながらの在学は難しいとお考えください。月曜から土曜までの6日間のうち、5日間は授業と実習のために確保できる必要があります。

修士論文は、量的統計的方法にせよ、質的方法にせよ、広い意味での実証的論文が要求されます。基本的には学会誌論文相当の水準を目指しています。

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加