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歴史文化学コース

歴史文化学コースでは、多様な史料の読解を基礎とする歴史学の手法を身につけることで、日本、ヨーロッパ、アジアにおける政治経済や社会文化の諸問題を、論理的かつ独創的に解明していく能力を養います。また美術史学の研究方法を高いレベルで体得することにより、視覚文化の批判的な読解を可能にする能力の涵養を目指します。
博士前期課程修了後、さらに後期課程に進学して学問を志すにせよ、社会に出て知識を活かすにせよ、その基礎となる歴史学や美術史学の高い専門知識と方法論、加えて幅広い教養や知識を得ることができます。

教員一覧
教員名 内容
古瀬 奈津子 【日本古代史】奈良・平安時代において、天皇を頂点とする政治システムが、中国の影響を受けてどのように成立し、変容していくかを、太政官・蔵人所などの政治機構や天皇を中心とした儀式などの解明を通じて考察する。
大薮 海 【日本中世史】権力による支配構造の解明に取り組んでいる。朝廷や幕府といった中央権力に限定せず、地域権力も検討の対象とし、中央と地域との繋がりにも注目している。
神田 由築 【日本近世史】近世の都市や地域社会の構造を、芸能興行など文化的活動の場という視点から捉え直そうとしている。特に、都市や市場に集まる芸能民や商人、遊女、侠客などの集団に関心がある。
小風 秀雅 【日本近代史】政治史、経済史、文化史的分野を中心に、日本の近代化の特徴を、欧米及び東アジアとの比較によって、明らかにするところに主たる関心がある。
岸本 美緒 【中国近世史】明清社会経済史が主要な研究対象。世界史的な視野のもとで、中国明清時代の社会経済の変化を比較史的にとらえることに関心がある。
三浦 徹 【アラブ・イスラム史】アラブ・イスラム都市の形態的・社会的特徴について、歴史資料と現地調査を併用し、比較史の観点から検討する。主たる対象は、中世のエジプトとシリア。
新井 由紀夫 【イギリス中世史】14・15世紀の政治社会の在り方。とりわけ土地保有階層であるジェントリの社会的結合関係や、メンタリティー、中世ヨーロッパ古書体学などに関心がある。
安成 英樹 【フランス近世史】絶対王政期のフランス社会をフィールドとして、前近代ヨーロッパの政治的、社会的、国際的な特質を広く考究する。
天野 知香 【西洋美術史】特に19世紀後半から20世紀前半にかけてのフランスを中心に、社会における芸術の概念の位相とその変化をとらえながら、作品を取り巻く制度や批評的言説を考察し、個々の作品の生産と消費の状況やその意図あるいは意味を分析する。フェミニズム美術史、視覚表象分析理論。主たる関心はアンリ・マティス、19-20世紀フランス美術、装飾芸術。
土谷 真紀 【日本美術史】日本中世の絵画を中心に、造形それ自体の問題と社会や人々に与えた影響について関心がある。特に造形と物語、宗教といったキーワードから作品を捉えなおす。
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