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魅力ある大学院教育への具体的な取組・計画

 本プログラムの目的は、深く広い学際的な知見を有し(深化)、相互理解に基づく研究 協力・成果交換を推進して(対話)、グローバルな視野を備えた次世代女性リーダーとなる若手研究者および各方面の知的専門家を育成・輩出することです。と くに本プログラムが焦点化するのは、本学2専攻の資源としてすでに有している広範囲の領域(思想・歴史・倫理・宗教・文学・文化・音楽・服飾など)を横断 し、新しい国際的な文化基軸を「国際日本学」として、アジアから発信することです。むろん本学がこれまで蓄積してきたジェンダー研究・教育をそれに有機的 に連動させ、真に男女平等・男女共同参画の国際社会の実現にむけて、有為な若手リーダーを育て新しい形の国際協力・文化交流の実現を担うものとします。

 そのための具体的方策として、以下をあげています。

  1. 博士論文の早期完成を最重要と考え必要な措置を講じる。
  2. 人文系の研究レベルアップと、その教育機会の国際化、研 究活動の場の国際的な拡大を図る。
  3. 「国際日本学」をアジアにおける教育・研究拠点として、 国際的な文化基軸を発信する若手リーダーを育成する。
  4. 副専攻制度を施行し、多様性を価値とする未来の研究動向 を先導すべく教育を徹底する。
  5. 副専攻科目群として「男女共同参画リソース研究」「文化マネージメント研究」を設置し、国際的な男女共同参画社会の実現に寄与す る人材や日本では未だ博士課程レベルで養成していないキュレーター等の専門家を育成する。
  6. 研究力の強化と保証、および将来の教育力の開発のための対策、を実現する。

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Last Modified 2005/12/26 責任 者:高島元洋 担当者:久米彩子