Ochanomizu University banner

海外大学院とのジョイント教育  2006年度実施報告
グローバル時代の日本語教育
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科 & 北京日本学研究センター

(文責:森山 新 助教授)
9 月11日(月)
中国・北京日本学研究センターとのジョイント教育 1日目


 昨年度から開始された海外大学院とのジョイント教育は、 今年度は中国・北京日本学研究センターとの間で実施された。参加者は本学からは教員1名(森山)、院生6名(博士後期課程4名、前期課程2名)であった。
 北京時間13時15分(日本時間14時15分)に北京国際空港に到着。空港には本学卒業生で、今は北京日本学研究センター教員の朱桂栄さんが出迎えてく れた。北京外大のホテル、北外賓館に宿泊。





北京日本学研究 センター正門にて参加者全員で記念撮影




9 月12日(火)
2日目


 9時から北京日本学研究センターでセミナーが開催され た。センターからの参加者は教員(徐主任、白水主任教授、伊藤副主任、曹副主任、王副主任、朱桂栄先生、筑波大の砂川先生)と院生、合わせて30名ほどが 参加された。
まず開講式が行われ、まず北京日本学センター所長、徐一平先生、本学比較日本学研究センター長、森山が挨拶をした。その後、「日本語教育と認知言語学:応 用認知言語学の可能性」という題目で森山が講演を行い、続いて、院生の研究発表が行われた。午前中は3名、午後は5名の発表があった。日本側は博士後期3 年 の峯布由紀さん、2年の橋本ゆかりさん、白以然さん、博 士前期2年の小浦方理恵さん、石井佐智子さんの順で発表、博士後期の学生は自身の研究発表を、博士前期の学生は自身の修士論文の中間発表を行った。中国側 は、博士課程の趙蓉さん、白暁光さん、修士の王鵬さんが発表した。




ジョ イント・セミナー の 様子


 セミナー後、図書館を見学した。センターの建物の1階、 2階を占め、日本学関係の本が非常に充実していた。
 夜は教職員レストランで歓迎懇親会が開催された。




歓迎
懇親会







9 月13日(水)
 3日目

 午前中はこちらのセンターの授業のため、日本側のメン バーは世界文化遺産の頣和園を観光した。セミナーは午後から開催。まず北京日本学研究センターの講師、朱桂栄さんの講演、「小さな留学生への学習支援」が あり、その後、日本側からは博士後期課程の王沖さん、中国側からは修士課程の夏 瑞红さん、顾秋丽さん、李静晓さんの発表があった。




朱 桂栄さんの講演
王 沖さんの研究発表


9 月14日(木)
4日目


 午前中には北京日本学研究センターの修士の学生5名(李 友敏さん、冉爱玲さん、贺文静さん、张金龙さん、褚福海さん)の発表があった。
 午後は北京日本学研究センター主催の日本学総合講座第1回講演が行われ、「総合的日本語教育と認知言語学」という題目で、森山が講演を行った。





第1回日本学総合講座で講演する森山先生
質疑応答で質問する筑波大学の砂川先生


9 月15日(金)
5日目


 北京郊外の万里の長城、十三陵を見学した。夕方、北京日 本学研究センターの入学式があり、参加。新たな修士・博士課程の院生38名の入学を祝うもの で、日本大使館、国際交流基金などからも来賓があり、盛大に行われた。6時からは新任の先生方を歓迎する夕食会が開かれた。






十 三陵で記念撮影



9 月16日(土)
6日目


午後の便で帰国の途に。





<top>

Copyright©イニシ アティブ人社系事務局2005-2007 All Rights Reserved. 転載不可.
Last Modified 2006/11/01      責任 者:古瀬奈津子 担当者:久米彩子