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言語文化論領域

言語文化論領域は、中国語圏・英語圏・仏語圏・独語圏の文学/文化表象及び批評理論の追求と、言語学及び言語教育論の研究・教育を推し進め、各国文学・言語の専門的知識を深める。また、必要に応じて領域横断的な研究視点を採り入れるとともに、言語の研究、言語を介した文学/文化の研究における新たな知見を国際的に発信する能力を養う。

領域担当教員と専門分野一覧
授業科目 担当教員 研究テーマまたは研究分野
中国言語芸術・批評論 教授 和田 英信

【中国古典文学】

中国の詩と詩論について。特に文学理論の表現形式に着目したアプローチを模索している。

テクスト文化論 教授 松崎 毅

【17世紀イギリス文学】

17世紀のイギリス文学を、内乱を中心とする政治的・宗教的・社会史的文脈に即して分析するとともに、ジャンル・検閲・読者層等のテクストを取り巻く文化との関連において読み直す作業を行う。

アメリカ言語文化論 教授 戸谷 陽子

【現代アメリカ演劇・パフォーマンス研究】

現代アメリカ演劇・舞台芸術を対象にパフォーマンス研究の視点から研究。芸術実践および表象のポリティクスと社会との関わりに興味を持ち、公共の文化芸術政策や制度との関わりにおいて分析。

文法理論 教授 野口 徹 【文法理論】生成文法理論に基づき、統語論、意味論、形態論の諸分野の特性および各部門間の関係を明らかにする。より具体的には、照応の問題を中心的な研究テーマとしている。
中国語圏言語文化論 教授 伊藤 さとみ 【中国語学】現代中国語の文法を形式言語学的に研究している。
第一言語習得論 教授 山腰 京子

【第一言語習得】

生成文法理論に基づき、主に子供の母語習得の仕組みを探る。主なテーマは疑問文、数量詞、受身と使役など。

イギリス言語文化論 准教授 高桑 晴子

【イギリス・アイルランド小説】

極めて近代的な文学形態である小説というジャンルを文化的・社会的文脈において分析する。19世紀のイギリスおよびアイルランド小説を主にネイションとジェンダーという文脈で研究中。

仏語圏文化論 教授 小松 祐子

【フランス語圏言語文化研究・フランス語教育学】

フランス語圏の言語文化をフランス語の言語政策・教育学とあわせて研究している。近年はとくに北米フランス語圏を中心に研究している。

仏語圏言語芸術論 准教授 田中琢三
【フランス近代文学】
19世紀末から20世紀初頭のフランス文学と政治の関係、特に小説におけるイデオロギーの表象について研究している。
独語圏文化論 准教授 前田佳一
【近現代ドイツ語圏文学】
近現代のドイツ語圏文学、特に20世紀オーストリアの文学を中心に研究している。
第二言語習得論研究 准教授 David Allen
【第二言語習得研究】

第二言語の語彙習得における語彙習得における第一言語の影響に関する研究を主とする。第二言語研究とテスト理論に基づいた評価に関する研究。言語テストの波及効果(washback)の研究も行っている。

英語教育論 准教授 Robert Lowe

【批判応用言語学】

国際英語教育における政治的・文化的問題、言語教育における定性的研究、政治経済学・批判的社会理論の言語教育への応用に研究している。
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