海外でも国内でも、成人だけでなく児童・生徒の間でも日本語を学ぶ人が増えています。外国語として学ぶ人だけでなく、第二言語として日本語を学ぶ人も増えています。グローバル化の進行で、日本語を学ぶ人々のこのような多様化はさらに加速されることでしょう。そこで、日本語の教え方も一つではなく、学び手のニーズに応えられるように様々の教え方が開発されるようになり、日本語教員の専門性に対する社会の期待も高くなってきています。
このコースでは、日本語教員にとって必要とされる専門知識の基礎を学びます。所定の科目の中から28単位以上履修すればこの課程を修了することになります。(全学学部生対象−文教育・生活科学・理学のいずれの学部の学生にも受講資格があります。)現在のところ、日本語教育に関する免許制度はありませんが、希望者には単位取得証明書が発行されます。
日本語だけでなく、英語や中国語などの外国語教育の仕事に就こうと考えている人も、このコースで、外国語を学ぶ/教えることに関する基礎を学ぶことができます。
また、国境を越えて人々が移動し合う社会では、多様な言語文化背景を持つ人々同士が互い に学び合い高め合う関係を築くための理論や方法が重要になります。それらを学ぶこともできます。
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